身体を通して見えてきたこと

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

前回の『体幹と丹田』はいかがでしたでしょうか。

「体幹の安定」は身体を使いこなす上で重要なキーワードです。
前回の記事では体幹をより効率的にトレーニングするための前段階である「丹田の意識」を鍛えるための簡単で実践的な方法をご紹介しています。
まだご覧になっていない方もお時間のあるときにお読みいただけると、より使いやすい身体づくりの良いヒントになると思います。
ご興味があれば是非ご覧ください。


さて、今回は今年最後の記事になるので意識と身体の動かし方のヒントをお伝えしつつ、今後のブログの展開をお話をしていきます。
そして後半で、クリスマス目前ということで
皆様へのクリスマスプレゼント代わりの新たなヒントも公開していますので最後まで読み進めていただければ嬉しいです。

身体を動かすにあたって基本的には下半身で重心を保ち上半身を使うのが一般的ですが、
スポーツや重い荷物を持つ時など、日常生活とは違った特殊な場面では下半身をしっかりと保ちつつ、重心を普段の位置よりも低くなるよう意識して身体を動かします。

私たちは日常生活において重心を意識することはほとんどありません。
何か特別な動きをする際にも何となく、という程度の重心への意識で身体を使っていることがほとんどで、ほぼ無意識ながら上手に下半身を利用しながら上半身を使っているのです。

身体を楽に扱えるようになるためには、その無意識で行っている日常的な動作をまずは意識することが大切です。
そしてその意識と感覚と、その動いた結果をしっかりと自分自身が理解することで、より楽に扱える身体に進化させることが出来るようになります。

少し実験をしてみましょう。

まずは鏡や、スマホなどで自分を録画するなど自分自身を客観的に見られる環境を作ります。

次に、目を閉じて右腕を真横に挙げてみましょう。



では、腕を挙げたまま目を開けてみて下さい。

どうでしょうか?
真横に腕が挙げられていますでしょうか。


真横にイメージ通り挙げられていれば、意識と身体の使い方が一致している証です。
ですが殆どの方は思っていた位置より前に腕が挙がっているのではないでしょうか。


この自分の意識と身体の動きとが一致することが身体にとって大切です。

この段階を経てから筋トレなどの負荷をかけていくことで、ようやく自分の身体にあったトレーニングを見つけられる第一歩になるのです。

ここまで読み進めて頂いた方に新たなヒントです。

普段からお伝えしている丹田の意識ですが丹田に力を入れるより意識だけの方が身体は扱いやすいです。
そしてこの意識をより強固なものにするのが足の裏の意識です。
なぜ足の裏の意識なのか?

それは地球に重力があるからです。
身体の重力を最初に受け止めているのは足の裏であり、そこで受け止めた力が身体を通って丹田へ伝わります。

この伝わり方が結果的にインナーマッスルの腸腰筋の意識につながり、丹田の意識をよりしっかりとしたものへと変化させてくれるのです。

丹田と足裏の意識を連動させることで下半身にしっかりとした重心が生まれ身体を安定させます。
この意識が出来ただけでも上半身が楽になりますので是非試してみて下さい。

今回の『身体を通して見えてきたこと』は以上になります。

来年からはこれまで同様身体の使い方のヒントなどをお伝えしつつ、新たな試みとして身体の部位別でスポーツの種目に合わせた動きのヒントなど色々な角度から身体の使い方のヒントを独自の視点でご紹介していきますので今後もよろしくお願い致します。

「意識する」ことは、身体にとって無限に秘めた可能性の扉を開ける重要な鍵になると言っても過言ではありません。
「少しの意識でも効果が実感できる」と感じていただくことを目標に役立つ情報を皆様へお届け出来るよう、これからも自分の経験を通してベストな方法をお伝えしていきます。

本日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
そして今年一年大変お世話になりました。

あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください



本日の癒やし画像

少し早めの素敵なクリスマスプレゼント(私が勝手に思ってるだけ)を切り絵作家yokoさんから頂きました。
ありがとうございますm(_ _)m (本文とは関係ありません)