足がつらないための身体の使い方
こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。
新年を迎えたぐらいから急に冷え込みが強くなり、ようやく冬の寒さを実感するようになってきました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
寒いのが苦手な私としては「冬よ、早く去ってくれ!」と強く願いたくなる一方、
逆転の発想をするならば、布団が何とも心地よく恋しく感じられるレアな季節でもあるのでそんな風に感じさせてくれることをポジティブに捉えて感謝の気持ちを発動させ、布団から出られない自分を正当化しています(笑)
こんな風に甘えた気持ちと戦いながら毎朝起きています。
そんな寒い冬でも休日にはゆっくり朝を迎えるのではなく、出勤する時と同じように規則正しい時間で起きることが出来たならとても得した気分になります。
「早起きは三文の徳」とはよく言ったものです。
ちなみに三文は現在の価値では50円〜110円ぐらいだそうです。(ついつい調べてしまうのが私の悪い癖(笑))
こんな風に現代の価値に置き換えてしまうと何ともありがたみに欠けた言葉になってしまいそうですが、私の実感としては1万円の価値はあると思います。
しかし身体の健康を保つために睡眠は欠かせないものですので休日は無理せずしっかりと身体を休めてくださいね。
健康を維持するために重要であるとよく言われているのが、睡眠、食事、運動ですが、私はその運動のカテゴリーに「身体の使い方」も入ってくると思っています。
というのも運動は敢えて時間を取らないと出来ない行動ですが、身体の使い方であれば普段の生活の中にも取り入れやすいからです。
筋肉を沢山付けたいとか本格的にスポーツをする場合は筋力トレーニングは必須ですが、普段の生活レベルであれば身体の使い方の意識だけで十分だと思っています。
以前ご紹介した『スプリットステップと丹田の意識』で下半身の意識、『ややトレ⑨ -身体に梁を立てる-』で上半身の意識、『ややトレ⑩ -内側を循環させる-』でトータル的な意識です。
スプリット〜では、足踏み程度の動きで基本的には意識が主になります。
ややトレ⑨は身体を動かすと同時に、力を抜くことの意識を働かせて身体を支えていくことを実感します。
ここでは身体を動かしながら意識トレーニングをするので少し難易度が上がってきます。
そしてややトレ⑩では基本的には上半身の力を抜いて下半身をしっかり使って身体を連動させて全体を動かし循環をはかるので、ややトレと書いてはいますが意識と動きの難易度は更に高くなっています。
筋肉に負荷を掛けるトレーニングとは少し違った意識を働かせて身体を動かすトレーニングになるので、もしかしたら筋トレをするよりも事によってはハードかもしれません。
ですがここでは意識をすること自体が既にトレーニングになっていることを理解して欲しかった訳なのです。
さてここからが本日のテーマ『足がつらないための身体の使い方』です。
先程ご紹介した意識しながらの動きがほぼ予防対策と言っていいのですが、もう少し補足説明と簡単な姿勢での対策をお伝えします。
まずは足がつる要因として挙げられるのは運動不足だけではなく、最近の寒さによる身体の冷えや水分不足(特にミネラル不足)であったり、寝不足や疲れ、ストレス等もあります。
そして私がもう一つの要因として挙げたいのは、身体全体をバランス良く使えていないことです。
特に座り過ぎや立ちっぱなしの方達は同じ姿勢をとり続けていることが大きい要因と考えています。
これを運動不足と捉えるだけでは足がつることを解消するのは難しいです。
同じ姿勢をとり続けることは血行不良な箇所を作ってしまうということです。
血行不良の筋肉は筋肉同士がくっつきやすくなり、そこから筋肉は固まりやすくなります。
そして固まった筋肉は収縮を始め引っ張り合う状態を作り出してしまいます。
例えるなら綱引きで綱を引き合ってる状態です。
そこにあと一押し少しの負荷を掛けるだけで一方になだれ込む、言わば筋肉の緊張状態と言えば伝わるでしょうか。
身体の使い方に置き換えるなら、丹田の意識が抜けてしまい上半身と下半身のバランスを失っている状態とも言えるのです。
それではどうすればバランス良く身体を保つことが出来るかですが、それは「呼吸の意識」をすることで実現できます。
正確には呼吸をどの位置で支えているかの意識です。
空気は基本的に肺にしか入らないので実際に膨らむのは肺ですが、それを支えているのは「丹田」です。
この呼吸をきちんと丹田で支えられているかどうかが大きなポイントになります。
『意識と呼吸とストレッチ』で呼吸をどう支えているかポイントを押さえていますが、もう一つ大切な意識は丹田で支えている呼吸を身体全体に満たすイメージです。
どこにも滞ることなく身体全体に呼吸を行き渡らせることのイメージです。
ここでご紹介した姿勢が一番やりやすいと思います。
私も呼吸の基本に立ち帰る時にはこのポーズをよく取ります。
ポイントとしては、丹田を中心に踵と後頭部の接地面への意識がいくと身体全体が床面によってバランス良く調整出来ているように感じます。
こういった少しの意識をプラスすることでバランスの感覚は変化しますので自分に合った感覚を見つけていってください。
そして本日ご紹介した全ての予防対策を網羅してもらえると足がつりにくくなりますので是非試してみてください。
本日のテーマ『足がつらないための身体の使い方』は以上になります。
足がつる要因は人それぞれですが、この時季に足がつるのは水分不足も大きな要因ですので水分補給をしっかり行ってくださいね。
寒いと水分を摂取することをなかなかしなくなります。
特に水やお白湯等が好ましいです。
珈琲やお茶等はカフェインが含まれていますので逆に利尿作用が働いてしまい体内の水分量の維持が難しくなります。
こういった予備知識を頭に入れておくと対策になりますので頭の片隅に入れておいてください。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何か分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
本日の癒し画像
望郷の朝焼け