私なりの歩き方

こんにちは!

パーソナルケア アインの畠山です。

皆様GWはどのように過ごされましたでしょうか。
今年の私はいつもとは一味違います。
人の多い所を避ける傾向にある私が今回は祝日を恐れずお出かけしたのです(笑)
それでも早朝から午前中の早い時間のまだ皆が動き出す前を狙っての決行でしたが。

訪れた場所は、昨年のこの時期にもご紹介した群馬県館林のつつじが岡公園の「つつじまつり」です。
昨年は残念ながら見頃を過ぎていたのですが、今年は満開の時期に念願を果たすことができました。



色鮮やかに様々なつつじが咲き誇っていました。
種類はあまり詳しくないのですが良い表情の花はシャッターボタンを無意識に押させてくれます。



花の表情にこだわり、その表情のために構図にもこだわりすぎる私はついつい枚数を重ねてしまいます。
ですが技巧にこだわるよりも無意識に心が動いたその瞬間の被写体を捉えた方がかえって良い構図で撮れていることが多いのです。
後々見返した際も、大体最初のインスピレーションで撮った構図の方が良かったりします。





公園を休むことなくぐるぐると1時間ほど巡ってきました。
こんな風に休まず活動できるのも、日頃から身体の使い方や歩き方をきちんと意識しその成果が出ているからこそと自負しています。

今回はそんな私の歩き方の、特に意識しているポイントについてご紹介します。

それでは本日のテーマ『私なりの歩き方』にいってみましょう!



歩き方の大切なポイントは2つあります。

まず1
つ目。

私は以前声の仕事に携わるためヴォイストレーニングのグループレッスンに通っていました。
そのトレーニングの中で歩きながら声を出すという課題があったのですが、とりあえず声を出すことのポイントは今回皆さんにお伝えしたい内容とは関連がないのでここでは割愛しておきます。

声を出すには下半身を使うことが大切であると身体で理解するために歩くのですが、この時に先生に教えられた「歩く時の意識」を私は今でも大切にしています。

先生は問いました。
「皆様は歩くときどこに意識を持っていきますか?」
皆、遠くを見るとか腕を振るとか踵から着地してつま先で蹴る等、同じような答えを出しました。

その答えを聞いた先生は更にこう問いました。
「もちろん全て正しいのですが他にはありませんか?では足を前に出すときはどうしますか?」
当然出す足を前に出すに決まってるので私たちがそう答えると先生はこう続けました。

「出す方の足も大切だけど踏んばる足はもっと大切なんですよ。軸足になる方のハムストリングス(太腿の裏側の筋肉)をしっかり使って蹴ってください。」


そうなのです。
歩くために重要なのは前に出す足よりも軸になっている足の方なのです。
これこそが歩く時に大切なことの1つ目です。

そしてこの「蹴る」という感覚は立っている時の「踏む」という感覚と同じものです。
以前投稿した記事『スプリットステップと丹田の意識』を参考にしながら蹴ってください。

丹田を意識した状態で足を使うことが重要になります。
本来は歩くエネルギーも声を出すエネルギーも同じように使っていくことが大切なのですが、ここでは歩くエネルギーを生み出すための下半身の使い方をご理解いただければと思います。

一方、前腿の意識が強い方の特徴をお話しますと、まず足の力だけでは身体の支えが乏しいので必ずその前腿に付随する股関節に力が入ります。
ですがそれだけでは身体の支えとしては都合が悪くなるので今度は反対側の股関節をお尻側から締める傾向になります。
つまり歩く時前腿に力が入りやすい方は、バランスを取るため股関節のどちらかを固める傾向にあり、
結果として腰にも影響を及ぼします。
立つことや歩くことの全てを足の力だけに頼ってしまうのではなく身体をバランスよく使うことがとても大切になってくるのです。

そして2つ目の大切なポイント。
それは上半身の背中の使い方です。

背中は肩との連動性もあるので肩の力を抜くことは大切なのですが、上半身を下半身にどのように乗せて使うかも重要になってきます。
もしかしたらここの身体の使う感覚を理解するのはとても難しいかもしれません。

上半身に力が入った状態で歩くと下半身に大きなダメージを蓄積させます。
特に肩に力が入りやすかったり上半身を少し肩から丸めるように使う方は注意が必要です。

ここでは『私の考える体幹』の記事を参考にしてください。
身体の、特に上半身は固めて使うのではなく積み上げて使うのです。

この身体を積み上げて使うイメージに最も必要なことは背中の力を抜いて、今ある場所に置いてあげることです。
このイメージができてくると自然と丹田に力が漲ってきます。
この状態を自分のタイミングで使うことができると身体の中から使えている状態になり筋肉を表面的に使わなくなります。
つまり筋肉の疲労を最小限に抑えて身体を支える力を発揮できるのです。

この応用が出来てくると声を出す際にも活かせるようになると私は考えています。
その話はまた別の記事の時にお話していきますね。

以上2つのポイントが歩き方のコツになります。

本日のテーマ『私なりの歩き方』は以上です。




最後にワンポイントアドバイスとして誤解しやすい身体の使い方をご紹介します。
背中が少しずつ使えるようになり、力を抜いて積み上げる状態が出来てくると自ずと丹田に力が入りやすくなり腹筋に力が入りやすくなったり背中側にも力が入りやすくなって押し付けたりしてしまうことがあります。

その様な状態で身体を使いそうになった場合は丹田から身体を引き上げるイメージ『身体に梁を立てる』を参考にして身体の外側に力が入らないように気をつけましょう。

一度外側を使い始めてしまうと内側に力が加わり過ぎて
呼吸が浅くなり、力を出した実感はあるのに身体を消耗し少しずつ力が入りにくくなるという現象に陥ることがあります。
そうなった場合は先ほどもご紹介した『スプリットステップと丹田の意識』に立ち戻ってください。

あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何か分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。



本日の癒し画像



一輪あってのつつじまつり