心の充電と呼吸

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

本日は、最近の自分の行動を追ってみて気付いたことをお話しします。


例えば友人との会話で「これからお好み焼きを食べにいく」という話を聞くと、岡山出身である身としては関西の血も騒ぐのか「晩御飯はお好み焼きを食べよう」という気分になります。

また友人との「映画の「国宝」を観てきた」との会話では、「見に行け」という天からの啓示を受けた気持ちになりました。



それというのも「国宝」は私も公開前から気になっていた作品で、実際何度か行こうと試みたものの混んでいる状況は避けたいと思いこれまで鑑賞を見送っていたのです。

内容はネタバレになるので伏せますが、3時間があっと言う間に過ぎるほど楽しみました。
主演の吉沢亮さん、横浜流星さんについては言うまでもなく、脇を固める俳優陣も最高の演技でした。

田中泯さんの吉沢さんを見る目や、「相続探偵」というドラマに出演されていた三浦貴大さんについても終始演技に魅入ってしまいました。

すいません、一人一人の感想を挙げたら作品レビューみたいになってしまうので控えますね(笑)

兎に角、このように私は好奇心を刺激されると弱いのです。

自分ではセルフイメージを持っているつもりでも、「楽しそう」と感じたらつい心が動いてしまいます。
前向きな気持ちの時は呼吸も安定しやすく身体を動かすのは楽だと思いますが、逆にマイナスな気持ちの時は呼吸もしづらく身体を動かすのもつらくなります。


そんな時には以前ご紹介した記事の「リセットの視点」が役に立ちます。
映画や音楽などの作品に触れて気分をリセットする感覚が掴めると呼吸も落ち着き、一呼吸おけて自分を見つめ直すきっかけにもなると思うのですが、そういったきっかけが見つからないと自分のペースを掴むのは難しいかもしれません。

自分を一番理解したいのに、思い通りにならない自分もいる。そう認めることも大切だと思います。

そこで今回は呼吸にフォーカスして『心の充電と呼吸』をテーマにご紹介します。



心身を健康に維持するのに一番手っ取り早いのは、先程も触れたように心に充電できる楽しいことやワクワクすることを見つけて心を動かすことです。
自分が何に影響されて感情が動くのかを明確にして、そういったものに積極的に触れていくことです。

私にとっては映画やアニメがそれに当たります。
もちろん”楽しいから触れたい”というのが第一の理由ですが、最近はブログで自分の思いを綴るきっかけにもなってくれていることもあり、以前と比較して楽しさの質に変化がありました。
それに伴って私の充電の仕方も少し変わったように感じています。

これまでは作品の特に楽しい部分の感想をコメントすることが多かったのですが、最近は自分の中だけで消化せず、作品の意図やそこから感じた気持ちをただ端的に表現するのではなく、自分の言葉で自分にしか出来ない表現で綴る楽しさを感じます。

そういう時は自然と深い呼吸が出来ていて、座って作業していても腰などに負担を感じない状態になります。
それはきっと丹田の意識や背中の使い方と付随して深い呼吸を意識出来ているからだと思っています。

さて、では「楽しいこと」が見つからない人はどうしたらいいのか。
私は「深い呼吸を身につけること」を重視した方がいいように思います。
そもそも楽しいことだけを続けるのも現実的には難しいものです。

暮らしの中では緊張する場面にだって遭遇します。
そんな時は呼吸の仕方も身体で覚えていく方が極力ニュートラルな自分に持っていきやすくなります。


緊張感も自分を高めてくれる大切な要素
ではあるのですが、過ぎた緊張感はかえって能力の低下に繋がります。
この緊張感を引き起こしているのが呼吸なのです。

人は緊張感が高まると防衛本能から筋肉を固くしてしまいます。
特に肩周りの筋肉が固くなることで呼吸を浅くしてしまいます。
そうなると緊張感が増すばかりで良い状態に戻そうとしてもなかなか元に戻せないものです。

そこで「呼吸」の出番です。
「ゆっくり息を吸って一呼吸おいてから吐く」というのも効果はあるのですが、普段から呼吸を意識した身体の使い方をしておくと、いざという時に役に立ちます。

呼吸の練習方法としては以前「身体に梁を立てる」の記事でご紹介した背中の使い方を思い出しながら、呼吸の「吐く」を意識してみましょう。

呼吸の「吸う」や「止める」という動作は意外とできるのですが、「吐く」という動作になると安定して出しづらく途中で息が詰まったり、あるいは早く息を吐いてしまいがちです。

また、ゆっくり吐くという動作をしようとすると胸式呼吸になりやすいので注意が必要です。
実際私もそうでした。

上記の動作で呼吸の「吐く」が難しい場合は、床に寝そべって膝を立てた状態で呼吸を行ってみましょう。
座った状態よりも行いやすいはずです。
背中を床が支えてくれているので出しやすくなるのです。

感覚を掴んだら座った状態でもできるように身体を慣らしていきましょう。

心の充電と呼吸と身体の使い方をマスターすれば、座った状態でも身体は自在に使いこなせるのかと問われればまだそこに至るまでには更なる工夫が必要であるというのが私の正直な答えです。

本日のテーマ『心の充電と呼吸』は以上になります。



地球上には重力があります。
それによりどんな姿勢をとったとしても長く同じ姿勢をし続けることで血行不良が起こり、筋肉が固くなり結果的に痛みが発生します。
この条件下で身体を自在に使いこなす方法を確立するのは難しいのかもしれません。

巷では「座り続けても疲れないクッション」や「姿勢を矯正する座椅子」、もしくは「身体に効くサプリメント」など試したくなるアイテムもたくさんあります。

それでも身体の使い方の可能性をこれからも追求して皆様にお届けすることが私のライフワークです。
今後も随時情報を更新していきますのでどうぞよろしくお願いします。

あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何か分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。



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