意識のその先
こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。
ゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか?
私は天気のいい日はなるべく身体を動かしたいので外へ出かけるようにしています。
歩くという簡単な動作だけでも、歩く振動で腸が刺激されいい運動になっています。
ここに丹田の意識を置くことができれば更に言うことなしです。
意識を置くことがなぜ良いのか、どのような役割を果たすのかをゴールデンウィークに因んで車の渋滞に例えてご説明します。
「身体を動かす」ということを別の言葉で言い換えると「筋肉に負荷をかける(筋肉を緊張させる)」ということになるのですが、この時何も考えずにただ筋肉を使っているだけでは必ずどこかでその負荷によって「疲労」という渋滞が起こり、そのうち筋肉が硬くなり「痛み」という事故に繋がります。
この時もし、動きの中に身体を自分自身で制御する「意識」を置くことが出来ればそれが交通整理の役割を果たし、事故を未然に防ぐことが出来るようになるのです。
いかがでしょうか。
こう考えると意識してみたくなりませんか?
こういった気持ちの面からのアプローチはとても重要です。
「してみたい」というこの気持ちこそ身体を楽にするための第一歩ですから。
前置きが長くなりましたが、そろそろ今日のテーマ「意識のその先」の話に進んでいきましょう。
突然ですが皆様は、身体のどこかに痛みを感じたらどうしますか?
まずは痛みのある部分に関連する事柄を調べるなど、その部位について思考を巡らせるのではないでしょうか。
私はこの特定の部位について思考を巡らせることこそが「意識すること」の正体であると思います。
つまり、これまでにもこちらのブログでお伝えしてきた「意識」とは行動の前段階の「思考」のことなのです。
例えばこういったことも意識の一つです。
まだ幼い子供を公園で遊ばせているとします。
目の届く位置で子供を遊ばせている時に、子供に全く意識を向けず100%別のことを考えることはなかなか出来ないと思います。
例え他のことをしていたとしても、常に必ず一定の注意力をもって子供を意識することでしょう。
このように「なんとなく意識を置く」ということが身体にとっても大切なのです。
全く意識しないのはもちろん良くないですが、意識を置きすぎるのもいけません。
何故なら自分の身体が自由に使えている時はそれでも何の問題もないのですが、使えなくなった時に事件は起きるからです。
その事件とはいざそうなった時に「こんなにも意識しているのに何で出来ないの?」とマイナス思考が働くことです。
こうなってしまうと中々その思考から抜け出せなくなり悪循環に陥ってしまいます。
ここでその呪縛を解く方法をお伝えします。
それは「素直になること」です。
もしもここで「私は元々素直です」と思った方はマイナス思考の呪縛をこの方法では解くのは難しいかもしれません。
つまり先ずはありのままのことを受け止める力が働かないと負のスパイラルからは抜け出しにくいということです。
「心を落ち着かせる方法」などの自己啓発系の方法を試してみても効果がみられない方はこの気持ちの部分が邪魔をしているのではないでしょうか。
身体を動かすには「したい」という自ら求める気持ちがとても大切なのですが、そこからもっと向上していきたい方にはこの「素直」な気持ち、受け入れる気持ちがとても大切になっていくはずです。
少し禅問答のようになりましたが、身体を楽に使うにはそういった気持ちの部分からも変えていく必要があるのではないでしょうか。
今回お伝えしたい内容は以上になります。
いかがだったでしょうか。
気持ちの面をコントロールすることは、身体を楽に動かせるようになる目的のみならずその他色々な場面でも実用的に使っていただける内容だと思います。
先ずは自分自身の身体を楽にする、その一歩を踏み出して実感して頂ければ幸いです。
※桜の花言葉は「素直」です。
本日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
本日の癒やし画像
昨年神社にお参りしてから木に生えた苔を愛おしく感じます。