スキンケア体験から学んだもの

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

最近ようやく朝晩に寒暖差を感じるようになって来ましたね。
10月の中頃でも真夏日を更新していて暑い思いをしていた昨年が嘘のようです。

秋を感じられるようになって少しホッとしています。
もう真夏日みたいな気候は戻って来ないことを願っております。

ですがホッとしてばかりもいられません。
この寒暖差は身体にとって注意が必要でもあります。

気温の高低差によって筋肉のバランスが崩れてぎっくり腰になりやすくなったり、体温調節のための自律神経が乱れやすくなり
身体に不調をきたす恐れもありますから皆様十分気をつけましょう。

このように身体のことに関しての知識の蓄えはある私ですが「スキンケア」に関してはノーマークと言いますか、これまで朝起きて顔を洗う程度の知識しかありませんでした。



言葉として「お肌の曲がり角」などと耳にはしたことはあっても、私にとってこれといった影響を及ぼすことはなかったので無関心でいたのは確かです。
「お肌の曲がり角」は一般的には30代ぐらいから感じ始め、40代にはかなりの変化を感じるようですね。

このように普段からスキンケアに関してあまり着目してこなかった私ですが、なんと先日人生初のプロによるスキンケアを体験して来ました。

きっかけは、以前声の仕事をしていた時の友人から久しぶりに連絡を頂いたことでした。
「まずは飲みに行こう」という話になり、休日の昼間からまさかの居酒屋へ。
これもある意味人生初体験だったかもしれません(笑)
年始にお屠蘇として昼間からお酒を飲むことはあっても休日にお酒を飲むこともなかった私が、ましてや友人とランチで居酒屋に行くという流れになるとは不思議なものです。

友人とはかれこれ10年以上は会っていなかったように思います。
会っていなかった期間にお互い何をしていたかや、かつて一緒に舞台に立った時の思い出話など、10年も会わないとやっぱり話すことが沢山あるなと思いつつ、その当時はそこまで深く互いの本音を曝け出していなかったせいか、居酒屋で話したことは全て新鮮に感じました。

驚いたのは当時「信長」という舞台で私は羽柴秀吉の役を演じていたのですが、その役が彼の印象に深く残っていたという事でした。
7月に公開された映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」の秀吉を見て、私の演じた秀吉を思い出してくれたようでした。
この秀吉は私の生涯で一番の出来栄えだったと自負していたので、そんな言葉を聞けて今更ながらも嬉しかったです。

少し話が横道に外れました。

このように色々な話をしている中、現在は体に関する仕事をしているという共通点から互いの仕事を知るためにも体験し合おうという話になりました。
つまり私は友人に整体を行い、友人は私にスキンケア体験をさせてくれるという流れになった訳です。

本日はその日の体験を踏まえて『スキンケア体験から学んだもの』というテーマでお届けいたします。



友人はニュースキンという会社の商品を取り扱っている仕事をしています。
まずはその商品を知るための入口としてスキンケアとはどういうものかの説明を聞きに原宿へ行きました。

久しぶりの原宿。
昔、お芝居をしていた頃によくこの辺りの稽古場まで来ていたなと妙な懐かしさを感じつつ、まずは待ち合わせのお店に向かいました。

ですが最近の原宿の土地勘がないため友人の指定してくれたお店に自力で行き着くことが出来ず、初っ端からバタバタしました。

指定してくれた場所の最後に「B1」と記載されていたので駅の出口のB1に向かう私。
ですが実はこの表記、出口の番号を示していたのではなく地下1階を意味していたのです。

皆様、十分気を付けましょう。


さて、何とか無事お店に到着してランチをした後に始まったスキンケア講義。
この流れが今時の講義スタイルなのかと圧倒されながらも講義の内容はとても充実していました。

どうして肌が汚れていくのか。
どうして年齢と共にスキンケアが必要なのか。
そしてスキンケアも使う商品によっては身体に悪影響を与えてしまう場合もあることを学びました。


正しい知識と方法でないとせっかくのスキンケアの時間もただの浪費になってしまうんですね。
実演も兼ねていたので説得力がありました。

次は場所を変えスキンケア体験できる施設へ向かいました。
施設の中には体験だけでなく、カフェスペースやお肌年齢をチェックできる機械も置いてあり賑わいを見せていました。
これまで普段からスキンケアをして来なかった私にとって、場違い感を感じつつも友人のしっかりした接客により初心者の私でも安心して体験することが出来ました。

まず驚かされたのはスキンケアの工程の多さです。
私は朝起きて洗顔をするぐらいですから、所要時間数分。
まずは掛ける時間の違いに背筋がピンとなります。

ぎこちない手つきもしっかりと友人がサポートしてくれて澱みなく工程を済ませ、機械を使ってケアするところは友人に手伝ってもらいながら体験しました。
教えてもらいながらの体験なので時間としては1時間強ぐらいかかりましたが、セルフならば30分ぐらいの工程で済むでしょう。

ですがスキンケアとして毎日30分という時間を掛けることができるのかが問題です。
朝と夜、2回ともなれば1時間にはなります。

それを果たして自分が続けることが出来るのか・・・など、これまでの生活には無かった新しい習慣を取り入れる戸惑いはありましたが、スキンケア後の感覚が翌日の朝も続いていたのを感じ、肌を維持するためにはそれくらいの時間が必要なのだと物凄く実感しました。
私は身体の使い方について四六時中考えながらそれを実行に移し生活をしているので、ボディーケアの一環として、スキンケアも出来る範囲内のところで自分なりに頑張ってみようと思います。

さて、今回スキンケア体験をして一番勉強になったのは「肌に感謝する気持ちを込めながらスキンケアを行う」ということでした。

肌に対して「今日一日頑張ったね。お疲れ様」等労いの気持ちを込めて洗顔するといいと友人に言われたものの、それで本当に違いが出るものなのかと半信半疑でした。
そもそもスキンケアの経験が殆どないのでその後の違いがその場ではいまいち判断が出来ませんでした。

ですがこの「思いを込めて洗顔料をお湯で洗い流す」という行為によって、明確にこれまでの洗顔とは違う感覚を私の中に感じました。
年齢の倍の回数を掛けて洗い流すという回数としても顔に対して初めての経験ではあったものの、一回一回洗い流す度に肌に嬉しい気持ちが充電されていく感覚。
そう、
疲れ切った体で湯船に浸かった時の「あ”〜っ」と声が漏れ出してくる感じが肌に感じられました。

スキンケアの体験をして変化を如実に感じたのは次の日の朝です。
朝起きた時も顔の肌に潤いが感じられるのです。

これがスキンケアの力なのかと感動し、その素直な気持ちを友人にLINEしたらとても喜んでくれました。

そしてその体験をそのままにしないのが私です。
その肌に嬉しい気持ちが充電されていく感覚を整体にも応用できないかと試みてみました。

普段施術をする時には、筋肉の質を感じながら特に硬いところに触れた時、それをどのように緩めるかがポイントになります。
筋肉を緩める法則として筋肉の付着部への意識や筋繊維の流れ、その筋繊維にどのように神経が入り組んでいるか等細かいことを挙げればキリがありませんが、それよりもスキンケア体験の応用として根本的な自分の思いを込めることをポイントとしました。

患者様の身体を良くしたいという気持ちであったり、頑張った筋肉に対して労いの気持ちでアプローチをすることが新たな試みです。

これは私の感覚ですが、感謝の気持ちを施術に込めた時、受け手の反応も変わったように感じました。
患者様を笑顔にする更なる力を得たような気がしました。
今回スキンケア体験が出来て本当に良かったです。

本日のテーマ『スキンケア体験から学んだもの』は以上になります。



「思う」という目に見えない行動は普段にも応用できると思います。
特に日常生活において思うということは普段から何気なく行っているが故にとてもなあなあに処理されてしまっている気がします。

目は口ほどに物を言うということわざがあるように、思っていることを口にしていなくても行動に滲み出てしまうことはよくあるのではないでしょうか。
年齢を重ねれば重ねるほど大事にしていきたいのは精神的な「思う」という部分の使い方です。
これからも大切に育んで参ります。


あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何か分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。



本日の癒し画像 


自分の表情が癒しになれば幸いです(笑)