怪我の功名

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

12月といえば私にとって待ちに待った映画「スラムダンク」の公開!ということで早速映画館へ行ってきました。



事前にムビチケを購入していたので早速ネットで座席確保しようと検索をかけると、平日の昼間にも関わらず割と埋まっていてびっくりしました。

公開前はプロモーション等でかなり賛否両論ネットで騒がれていましたが座席が埋まっていることに安心しました。
作品の持つ魅力はすでに知っているので、それがどんな風に映像化されているのか見る前からワクワクが止まりませんでした。

スラムダンクは井上雄彦原作のバスケットボール(以下バスケ)の漫画で
週刊少年ジャンプで今から32年前の1990年から6年間に渡って連載された作品です。
当時私は中学生で丁度部活でバスケをしていたのでドストライクに楽しんだ作品でした。

バスケは高校に進学してからも続けていたのですが、そこで桜木花道(スラムダンクに登場する主人公、以下花道)と同じように怪我をすることになります。
私は右手の小指を骨折(正確にはひび)で、花道は背中の怪我です。
シンクロするにはだいぶかけ離れていますが、当時の私としては「事件」でした。

本日はそんな怪我にまつわるテーマ「怪我の功名」です。


さて、皆様は骨折や手術の経験はありますでしょうか?

私は骨折の経験があります。
右手小指骨折、正確には基節骨骨折です。

怪我が完治してからも数年は骨折付近が痒かった覚えがあります。
この反応は指の毛細血管に血が流れようとして出る症状です。

人間の身体は元々備わっている自然治癒力であるホメオスタシス(恒常性)が発揮されると、骨にひびが入った隙間に骨が作られていき空間を新しい骨で埋めようとしてくれるのですが、その際前よりも強くしようとするため少し骨が太くなります。

そしてその大きさに合わせて周りの筋肉が影響を受けることもあります。
もちろん症状によるのですが今まで通り同じ動きが出来る人もいれば、筋肉が硬くなって動かし辛くなる人もいらっしゃいます。

こういった因果関係は、医学的に証明されているわけではないので「骨折をしたから」「手術をしたから」といって筋肉が硬くなりやすいとはっきり言えないのですが、私の骨折経験からすると可能性はゼロではないと言わざるを得ません。

実際に私の小指の基節骨から小指と薬指の中手骨までの筋肉達が影響を受けているように感じています。



特に冬の寒い時期になると、寒さの影響も受けさらに硬くなりやすくなるので常にセルフケアを行っています。

最初は自分の使い方が原因で硬くなるのかなとも思っていましたが、小指の骨折の箇所の上の筋肉の張りをケアしてあげるとその周りの張りが治るので、これは骨折が影響して筋肉の張りが出ていることに間違いないなと思いました。

骨折の箇所が完治したからといって今の身体に影響が出ていないとは言い切れません。
是非とも身体の声に耳を傾けて不具合がないか確認してみて下さいね。

これまでは青春時代の苦い思い出でしかなかった骨折という経験も、今日このように一つの知識としてお話し出来たことでどなたかのお役に立つことがあれば決して無駄な経験ではなかったのだと報われた気持ちになれそうです。
そんなことを思いつつ、本日のテーマを終了したいと思います。

お疲れ様でした。

以下、ほんの少しだけ骨折をした時のよもやま話をお楽しみ下さい。

私が骨折してしまったのは、高校2年目に入る前のレギュラーメンバーを決める大事な練習試合の時でした。

当時の私は勉強よりもバスケが楽しいと思って打ち込んでいたのでかなりショックでした。
一番大切なものを取り上げられた感じで無気力状態になりました。

本来なら何か手伝えることやその時の自分に出来ることをすれば良かったのでしょうが、私は動けない自分が嫌で、皆との差を感じるのも辛かったため
一緒の空間に居たくなかったのです。
だからと言って何もしなかったら只々差は開いていく一方なのは今思えば分かるはずなのに、当時の自分はそういうことには全然気が回らなかったようです。

そんな有様だったので、戻って来ても私の居る場所はどこにもある訳がないのです。
周りの人達はもちろん暖かく迎えてくれたのですが、ボールが手につかなかったり体力が無かったり全然動けない自分がもどかしくて、間もなく辞めてしまいました。

確かこの頃から絵を描き始めたように思います。
この当時の記憶が少し曖昧なのですが、当時夢中になっていたバスケを辞めて落ち込んでいた私を励ますように、母が絵を描くために必要な道具を買い揃えるなど新しい分野へ向かうための力添えをしてくれた覚えがあります。
母が当時のことを忘れてなければ今度聞いてみようと思います。

本日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。

何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください




本日の癒やし画像




見ているとほっこりします。