腹式呼吸と肩甲骨と腸活?
こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。
前回の『重心を操る』はいかがでしたでしょうか。
感覚だけで重心を操ることが出来ればそれが一番だと思います。
ですが身体に不調を来たすとその感覚だけに頼れなくなってしまうのも事実です。
不調により感覚が鈍ると不安が襲ってきて余計な力が入り、上手く身体を操ることも困難なってしまいます。
前回お伝えした3つの方法はガイド的に身体の感覚を呼び覚ますつもりで辿っていけば、自分に合ったリズムで重心を操ることが出来るようになっていきます。
一朝一夕とはいかないので、ゆっくり自分の身体と対話しながら行って下さい。
一番良くないのは焦って物事を進めていくことですので、そこだけ気を付けて着実に身に付けていきましょう。
さて、今日のテーマは『腹式呼吸と肩甲骨と腸活?』です。
今回はセルフケアとしても使って頂ける内容ですので普段の生活に取り入れて実践していきましょう。
腹式呼吸を行って下さい、と言われたら普通はお腹を意識しますよね?
私もお腹を意識します。
お腹を意識すること自体は間違いではないのですが、動きが慣れてくるとお腹への意識が強くなりすぎて表面の筋肉(腹筋)のみ活動している状態になってしまうことがあります。
皆様はいかがでしょうか?
腹筋だけが頑張りすぎると息を吐き切る時腹筋によって呼気が制限され上手く腸腰筋を使うことが出来ず、あまり横隔膜が動かせない状態になります。
一番分かりやすい身体の状態の例は日常的な排便です。
毎日排便が出来ていないということは腸を動かす運動があまり出来ていない指標になります。
一般的な腸への刺激は、歩く時などに地面をしっかりと足で踏んで腸腰筋を動かすことにより腸を自然に動かすことです。
この運動ができていない方は早速外に出かけましょう。
目標は30分です。
歩くときお腹の意識を忘れずに。
さあ本題に戻ります。
腹式呼吸でポイントなのは「お腹への意識」と「上半身の使い方」です。
お腹の意識が苦手な方は床を蹴る意識から入ると分かりやすいです。
前回でも触れた『足を使って支える』の記事を参考にしてみて下さい。
上半身の使い方も前回紹介した『丹田に委ねる』の記事を参考にしつつ、背中に壁や床があると想定しつつ行うと感覚はより掴みやすいです。
お腹の意識に対して肩甲骨が自然に下がっていきながら力が抜けてくると身体全体の力も抜けてきてリラックスしてこないでしょうか?
私はこの状態が5分も続けば眠気が襲ってきます。
その状態から更に肩甲骨の力を抜くようにして下げていけば自然と腹圧がかかり腸を動かす補助になります。
この感覚が備われば歩く運動の代わりになると実感しています。
ですがこの運動が出来ても私は外に出て景色を見ながら散歩をしたい、散歩がてらウインドウショッピングしたい気持ちになります。
そうなんです。
腸が動いてくると自然と気持ちもポジティブに、活動的になってしまうのです。
この運動はある意味腸活の役割も果たしているのではないかと、実践を通して感じています。
これを読んでくれた方にも効果を感じて頂けたら嬉しい限りです。
今回の『腹式呼吸と肩甲骨と腸活?』は以上になります。
身体の使い方を知れば知るほど、身体への恩恵が返ってくる事を少しずつ実感して頂けると思います。
私自身も、自分の体を知ることを第一目標にすることで最大の効果が産まれることをこれまでの経験を通して感じてきました。
皆様も自分の身体を知ることから始めてみませんか?
そこから是非とも身体の使いやすさを実感して頂きたいです。
本日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
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日向ぼっこする猫