心と体そして声にまつわる話

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

急に寒くなったかと思えば、また暖かくなったりと今年の秋は体調管理が難しい季節ですね。
こんなに気温差が激しいと自律神経もフル回転です。

運動や、思ったほど体を動かしていないのに意外と疲れたと感じている方は、知らず知らずに寒暖差に対応するために自律神経が活発に働いて疲れている可能性があります。

対策としてバランスの良い食事を摂ることや規則正しいリズムでの生活習慣等を実践するのは体調管理には必要なことですが、慣れていない方にとっていきなり生活の中に取り入れるのは難しいかもしれません。

そんな方には、是非湯船に浸かって身体を芯まで温めることやしっかり睡眠を取ることをお勧めします。
何をするにも体が資本ですので是非意識して生活してみましょう。



さて、ここからは本日のテーマ『心と体そして声にまつわる話』についてお話ししていきます。
早速いってみましょう!

それではまず質問です。
皆様のモチベーションが高まるのはどんな時ですか?

私は大好きな事に携わっている時が一番テンションが高く、モチベーションも高まり、時間も忘れてその事に没頭してしまいます。
楽しい事に意識を全集中させるだけで癒され、体が軽く感じると言いますかいつも以上に体が動かせている状態になります。
きっと何時間でも飽きることなく従事する事が出来るでしょう(笑)

これは逆も然りで気持ちが乗らない時は、体を動かしたくない、むしろ寝ていたいと思ってしまいます。

皆様はいかがでしょうか。

こうして考えると心と体はとても密接な関係にあることが分かります。

そして、ここまでは良く聞く話だと思います。

心と体の関係性について、ここから私の独特な考え方になりますがご紹介します。

体の使い方により、重力に対して体を楽に使えるようになると血行不良が改善され結果的に気持ちも楽になってくる、という考えです。
これまでにお伝えしてきた丹田の意識や足の踏む力、背中の使い方を正しく行う事により筋肉への重力負荷が減り、体を血行不良になりにくい状態に持っていく事が出来るようになります。
それによって体が楽になり、気持ちも楽な状態になっていくのです。

気持ちが楽になると今度は体が軽いと感じられるようになり、プラスの状態のループが出来上がります。
そして、セルフケアでこのループ状態に持っていく事が出来れば、「セルフケアで心と体をコントロールする事が出来る」のです。

ではそのセルフケアをどのようにすれば良いか?
それは是非過去の記事『スプリットステップと丹田の意識』『身体に梁を立てる』を読んで頂ければと思います。

では、ここからはもう少し深い話をしていきましょう。

体のセルフケアの仕方は、上記の2つの記事でご理解いただけると思いますが、もう一つ頭の中に入れて欲しい事は、心と体を繋ぐポイントは「背中の筋肉」にあるという事です。
この部位は自律神経を司る背骨と密接な関係にあります。
特に背骨にくっついている後鋸筋(こうきょきん)です。

こちらの筋肉は肩の脱力に大きく関わっていて上部にある筋肉を上後鋸筋(じょうこうきょきん)といいます。




そして丹田の意識を安定させてくれているのが下部にある筋肉の下後鋸筋(かこうきょきん)です。



丹田の意識と呼吸を安定させるには腸腰筋も関係してくるのですが、肩の力を抜くためにはどちらかといえばこの下後鋸筋が大きく関わっています。
ですがこの筋肉はとても厄介で、一度肩に力を入れてしまうと固まりやすくロックされやすい筋肉です。

この筋肉の力が抜ける状態に持っていくには、『身体に梁を立てる』状態が作れるとイメージしやすいでしょう。

ここまでの状態を身体に染み込ませるには地道に反復練習をして、感覚を研ぎ澄ませてもらう必要があるでしょう。

さて、ここまで体作りが出来たのなら声も出しやすくなっているはずです。
ここで体と声の関係性に少し触れましたが、もう少し深い話はまた今度の機会と致しましょう。

本日のテーマ『心と体そして声にまつわる話』は以上になります。
いかがでしたでしょうか。

体の動かし方と、どこの部位の筋肉に意識があればいいのか等、頭の中に知識や具体的なイメージがあるだけで体はコントロールしやすくなっているはずです。
体をコントロール出来るようになると心も自然とリラックス出来て、いつの間にか色々な思考を巡らせやすい状態になっているのではないでしょうか。

ここまで読み進めていただきありがとうございます。


あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何か分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。

※今回は患者様からテーマを頂きまして、ブログを作成致しました。
テーマをご提案頂きましてありがとうございます。


また、前回のブログの冒頭のエピソードの補足なのですが、あれから母親に事情を話したところ改めてマスカットが届きました。



私としては次に送ってくれる際の注意事項として話したつもりだったのですが、私を想いわざわざ再び送ってくれた母親の優しい計らいに感謝です。

送られてきたマスカットを見て自然と笑みがこぼれました。

トラブル転じて、母の温かさを改めて実感する良い機会となりました。



本日の癒し画像



逆光よ、行手を阻むなかれ(笑)