身体に梁を立てる
こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。
10月になってようやく暑さが収まってきましたね。
毎年この時期になると、ありがたいことに岡山の実家からシャインマスカットが送られてきます。
今年も今正にこの原稿を書いている時に受け取りました。
実は本当は3日前に届いていたのに直ぐには受け取れず、今日になってしまったわけですが開けたらびっくり!
なんと暑さのせいで痛んでしまっていたのです。
ショック…。
接地面から少しずつ変わってしまっている姿が、あまりにも可哀想でした。
折角送ってくれた両親にも申し訳ないことをしてしまいました。
何とか救い出せる子達を見つけ出しとりあえず冷蔵庫に入れてみました。
後は大丈夫な部分であって欲しいです。
まだまだ今後もしばらくは寒暖差ある日が続きそうですね。
皆様もこの季節の生物の取り扱いには十分お気をつけ下さい。
さて、本日のテーマは『身体に梁を立てる』です。
前回、前々回と少しいつもとは違った視点でお届けしていましたが、実はそこには身体を使うための基礎的なヒントが隠されていたのです。
それはどういうことかと申しますと、過去にお伝えしていた「呼吸のヒント -丹田④-」の蹲踞風の足の状態や「呼吸のヒント -丹田②-」の手の平を外側に向けるようにして肩を開いていく状態を別の角度からお伝えしていた、ということなのです。
身体の使い方は人それぞれ、身体の受け止め方も十人十色ですから、色々な角度から試して頂いて自分にカチッとハマる部分を見つけて頂ければと思います。
今回お伝えしたい感覚は身体に芯を持たせるためのコツです。
身体に芯を持たせると言っても身体に力を入れてパンプアップさせた状態を保って下さい、というのではなく感覚としては浮き輪に空気を入れるような感覚です。
身体を水に浮かせるためには身体の力を抜くことが大切なのと一緒で、浮き輪も中に空気を入れないとその本来の役割を果たせないでいます。
身体もこの重力のある空間の中で、浮かせるためには”梁を立てる”必要があるのです。
丹田への意識、これは必須ですが、この丹田の位置を意識しつつ、足や手をたたむ感覚を身に付けることが大切です。
このたたむ感覚が蹲踞風だったり、肩を開いたりする感覚だったりとイメージがとても大切になってくるのですが、実際に立っている時身体を蹲踞の形にしたり肩を開いたりするわけではないのでそこは注意が必要です。
もっと細かくイメージするなら曲げた状態の位置から伸ばした状態の位置に身体をイメージしていくことがより重要になってきます。
これは丹田から足が生えている感覚や丹田から手が伸びている感覚になります。
当時は感覚でしかお伝え出来なかったのですが、今回はその感覚が前よりイメージしやすくなったのではないでしょうか。
身体を鍛えた状態でいざスポーツなどの本番を迎え、よく身体が動くな、と思える状態の時があると思いますが、この状態は先ほどお伝えした身体に梁を立てる感覚が無意識に出来ているからだと私は考えています。
そしてこのイメージが薄れた状態や筋肉が衰えた時に、急激に身体を動かしてしまうと身体のどこかに不調をきたしてしまいます。
これはよく、ぎっくりなどと言われる身体を痛めてしまった状態です。
身体を痛めた経験がある方なら容易に想像がつくと思います。
この身体に梁を立てるイメージをいつでも簡単に行うことができれば、それだけで身体のセルフケアになっているわけです。
是非とも皆様も身体に梁を立てる感覚を持って健康な身体を維持していきましょう。
本日のテーマ『身体に梁を立てる』は以上になります。
いかがでしたでしょうか。
身体はイメージをしてあげるだけでも確実に変化します。
よくスポーツ選手がイメージトレーニングとして色々なことをされていますが、今回のものもそのイメージトレーニングと同等のことなのです。
そしてそのイメージの解像度が上がれば上がるほど効果も高まっていきます。
以前『段ボールピッチングを考察』でご紹介した山本昌さんにも、この身体に梁を立てる感覚が備わっていたからこそ歴代最年長の50歳という年齢までプロのマウンドに立ち続けることが出来たのだなとしみじみ思いました。
皆様もまずはイメージから始めてみましょう。
もちろんこのイメージを持ちながらトレーニングをすれば身体への効果は倍増することは間違い無いですね。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください
ちなみに先ほどのシャインマスカット達の約半分は救出することが出来ました。
少しでも食べることが出来て良かったです。
余談でした(笑)
本日の癒し画像
これは僕の蜜だよ