効率を上げるためのコツ

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

本日はまずこちらの小説のご紹介から。



イラストレーター藤巻佐有梨さんの絵が好きでこの小説に辿り着きました。

唯川恵先生の文体は優しさに包まれていて、藤巻さんの絵と凄く相性がいいのです。
いつも癒されています。


さて、このように今でこそお気に入りの小説の紹介なども出来る私ですが、中学生の頃親からよく言われた言葉がありました。

「あなたは読解力が無い
からね…」

数ある科目の中でどうしても国語だけは平均点かそれを下回ることが殆どだったためか、そういう言葉になったのだと思います。

親を擁護するためにも言っておくのですが特に強く言われたという印象ではありません。
でもその当時、どうしてもその言葉が私の中で深く印象に残ってしまったのです。

そんな訳で中学生時代の私は文章を読むことも書くことも苦手意識がとても強かったです。
それでも興味を持てるジャンルの本を読んではみたものの、読書を楽しむというよりはそこに書かれた情報を収集するだけでその文章からイメージを膨らませることは出来ませんでした。

当時、「三國志」に嵌っていたので吉川英治先生や柴田錬三郎先生の作品を読んだのですが、なかなか頭の中に入って来ず、結局漫画の横山光輝先生一択でした(笑)

現在はありがたいことに中学生の頃よりは文章を読むということが上手(好き)になっています。
オススメは北方謙三先生です。

苦手意識が働いていたせいかこれまで再チャレンジはしていなかったのですが、改めて大人になった今、吉川先生や柴田先生の作品を読んでみたいです。

話が脱線気味になってしまいましたね。

さて、この流れで何が言いたいのかと申しますと、中学生の当時国語が苦手だった私が今はこんな風にブログを書いていることが不思議で仕方がない、ということです。

もちろん今でも苦手意識は持ち合わせていますから独りよがりな文章にならないよう、友人にも協力してもらいつつブログを書き上げております。

前置きが長くなりましたが、要はそんな私ですからそんなにスラスラと文章を書けるわけはありません。
この文章を書いている時もずっと集中力が続いているはずもなく、実はあの手この手を駆使しているのです。

原稿を書き上げるプロの方々はどのように執筆をされているか分かりませんが4年間ここまで書き続けてこられたなりの「コツ」があります。
そのコツは普段忙しくて時間に余裕がないという方にオススメです。

それでは、本日はそのコツについてご紹介していきましょう。



私はいつもブログで様々なテーマをご紹介するにあたり、拘っていることがあります。
それは誰でも出来るようにシンプルであることです。

最初に結論から言いますと、効率を上げるためのコツは『ぼーっとする時間を作る』ことです。

皆様「え!?」と思いましたか?

そうなんです。
これは私も最初は不思議に思いましたが、ネットで調査した結果、ぼーっとすることこそが「効率上げるあるある」であると判明したのです。

たくさんの過密なスケジュールをこなしている毎日の中でそんな時間あるわけないと言いたくなりますが、このぼーっとする時間を持つことで本当に効率が上がるのです。

最近はマルチタスクをしがちな世の中でもあると思います。
時間が無いから何かをしながら他も同時進行しないと物事が終わらせられないという思考が蔓延する世の中です。

そんな「ながら行動」の他にも、動画を1.5倍速などで見る「倍速視聴」もありますよね。
情報としてニュースを1.5倍速で見るならまだ有りかもしれませんが、映画やアニメなどの作品を倍速で見るのは私の感覚ではちょっと有り得ないかな…となります。

映像作品は普通の速さで見ることを前提に細やかに調整して制作されている訳ですから、倍速で見たら何の意味もありません。
何より、大切な情緒が無くなってしまいます。

それは冒頭でも話したようにただ文章を読んで情報だけインプットしているのとまったく同じです。
それでは自分の中にイマジネーションは生まれないのではないでしょうか。

つまり知ったつもりになっただけで、本当の意味で作品を見たことにはならないのです。
それこそ時間の無駄なのかなと思ってしまいます。

またまた脱線気味になってしまいました。

さて、なぜ過密スケジュールな時ほどぼーっとする時間が必要かと言いますと、フランスの有名な哲学者パスカルの名言にもあるように「人間は考える葦である」からだと思います。
私はこの文章の意味合いよりもこの文章そのものが重要だと考えます。

この文章の通り人間は何もしていなくても常に考えてしまうものなのです。
ですからスケジュールに追われている人ほどたくさんのことを考えてしまい情報が脳の中で渋滞を起こしてしまっているのです。

要領のいい方であればマルチタスクでもこなせているかもしれません。
ですがそうでない場合、敢えてぼーっとして脳の中の情報を一度整理する時間を作ることでスムーズに行動に起こせるのだと思います。

ではぼーっとするためにはどうすればいいのか?

もちろん何も考えないようにすればいいだけなのですが、それが意外と難しいのです。
無心になるための効率的な方法は人それぞれあると思いますが、例として私の方法をご紹介します。

私は珈琲が好きなのでまずは珈琲を淹れます。
粉でもドリップ式でも缶コーヒーでも構いません。

一度作業の手を止めましょう。
珈琲が苦手であればお茶でも紅茶でもなんでもOKです。

兎に角作業を止めてクールダウンです。
珈琲を淹れたら場所を変えてもいいし、同じところに戻ってきても構いません。
腰を下ろしても立っていてもどちらでも大丈夫です。

そこで何も考えないようにします。

忘れるようにします。

ネットで紹介されていた例では「外を飛んでいく風船を思い浮かべる」というものもありましたが、私は何を見るわけでもなく、考えないようにする「とある一点」を見つめるというか、目を開けながらの瞑想みたいなものを行います。
こういう状態を「集中瞑想」といいます。

他にも「耳を温める」という方法も紹介されていましたが、これも効果がありそうです。
手を耳に当てて温めるようにすると効果的かもれません。
私も集中瞑想でもぼーっと出来なかった時、試してみようと思います。

執筆中意識的にこのぼーっとする時間を作ることで自分の中の考えが自然と纏まるのか、その後の筆が良く進みます。

これは私だけのケースかもしれませんが、期限を設けて「やらなけば」と気持ちを追い込むことも時に大切なのですが、あまり追い込みすぎると脳がオーバーフローを起こしてしまうのか、何を書いていいのか考えが纏まらず結果として前に進めなくなることがあります。

文章の最初の一文字を書き始めることすら出来なくなるのです。

『ぼーっとする時間を作る』という目から鱗なこの方法を知るまでは、ただただ時間だけが過ぎていき焦りが募るばかりで悪循環でした。
皆様もそんな時があったら、ほんの5分でもいいので勇気を持ってぼーっとする時間を作ってみて下さい。


本日のテーマ『効率を上げるためのコツ』は以上になります。



趣味や好きなことを仕事にできている方はこういうことで悩むということがないのかもしれません。

ですが真面目な方や自分を追い込むタイプの方はそれを仕事にしたことで好きなものから嫌いになってしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし、そんな風に180度気持ちが変化して嫌いになってしまうのは勿体無いように思います。

考えすぎるという自分の性質を理解してあげられていない、自分を大切にしてあげられていない思考が負のループを作っているかもしれません。
楽しむためにも、もっと自分を信じてぼーっとしてあげましょう。


あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何か分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。



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日没