呼吸のヒント
-丹田②-
こんにちは
パーソナルケア アイン代表の畠山です。
前回の記事「呼吸のヒント -丹田①-」では、少しでも呼吸が楽にできるようになりましたか?
今回2回目では身体の使い方から呼吸のヒントになればと思います。
呼吸法の実践(第2回)
前回、呼吸を意識してお腹を使えるように
楽にお腹を動かせるようになりましたでしょうか。
少しお腹に力が入りにくかったり、出しづらかったりはありますか?
息が出しづらい方は、きっと肩に力が入りやすいはずです。
仰向けの姿勢になり、しばらく何も意識しないで呼吸をしながらお腹を見てみてください。(画像1参照)
きっとお腹よりは胸の方が膨らんではいませんでしょうか。
胸に力が入りやすい人は手にも力が入っていることが多いです。
仰向けで手の甲が床より離れていたり、親指側が床より浮きやすくなってませんか?
もしもそのような状態であれば
まずお腹を意識するよりも手の甲や指に手の重みを感じるようにしてゆっくりと呼吸をしてみてください。
5回ぐらい呼吸してみた後、お腹の呼吸をみてください。
さっきよりはお腹の方に呼吸が落ちてないでしょうか。
もしも身体の変化を感じたのであれば、お腹での呼吸にまた一歩近づけましたね。
できなかった人は焦る必要はありません。
誰にでもお腹での呼吸はできますので、安心してください。
まずは焦らず一歩ずつ
今の自分の身体で何が出来て何が出来ないかを知ることが大切ですので
出来てないと理解することも一歩前進です。
繰り返しても肩の方が動くようでしたら、一度立って身体をリセットします。
立つときに一つやって頂きたい動作があります。
まず、軽く身体を前に倒して前屈の姿勢をとります。(画像2参照)
上半身をだらんとさせた状態で、ここからがポイントです。
少しずつ上半身を引き上げていくのですが
このとき背骨(脊柱)を一個一個積み上げていくように身体を引き上げていきます。(画像3参照)
できるだけゆっくりです。
立ち姿勢になったとき軽くお腹に意識がきているはずです。
この意識ができるようになったら床に横になってみましょう。
どうでしょうか。
お腹に目線を送ってみて、呼吸はお腹中心で動いていないでしょうか。
お腹が意識しづらい方のための方法
今度はお腹が意識しづらい人に対してです。
先程の前屈からの身体の引き上げの動作も一つの方法ですが、もう一つ別の方法をご紹介します。
仰向けの状態で脇を閉じるようにしてみてください。(画像4参照)
このとき少し手のひらが外側を向くようになっても構いません。
ですが脇に力を入れて締めるのではなく閉じるだけです。
どうでしょうか。
お腹が意識しやすくなってないでしょうか。
あまり変化を感じないようであれば、脇に力が入りすぎてるかもしれません。
「呼吸のヒント -丹田②-」はいかがでしたでしょうか。
今回は身体の使い方から呼吸の仕方についてのヒントをお伝えしました。
とにかく焦らずチャレンジしてくださいね。
必ず誰でもできるようになります。
もしもわかりにくいことがありましたら、お気軽にご相談くださいませ。
皆様の身体が少しでも使いやすく楽に使えるようなヒントを今後もお伝えしていきます。