姿勢と丹田、どちらの意識が先?

こんにちは!
パーソナルケアアインの畠山です。

前回の『座り方のヒント』はいかがでしたでしょうか。

座る姿勢に大切なのは丹田の意識と脱力です。
ですがデスクワークなどの
仕事の最中は意識や脱力を心掛けるのはなかなか難しいので、
仕事を始める前のタイミングで1分間意識してみましょう。

野球のバッターに例えるとネクストバッターズサークルで自分のフォームを確認するように。
丹田の意識と脱力を行ったらそのまま仕事に集中して下さい。

身体は素直なもので毎回仕事始めに繰り返しているとその1分間の行動を記憶して、その後も自然と意識した姿勢を取ろうとします。

丹田の意識は今までにもお伝えしたので意識し易いと思いますが、脱力することはかなり難易度は高かったのではないでしょうか。
今回のタイトル「姿勢と丹田、どちらの意識が先?」に繋がっていくことなのですが、脱力することは丹田の意識が大切であり、姿勢を正していくことは脱力にも繋がるのです。

「脱力」は意識と姿勢が連動して初めて出来るのです。

身体に力を入れやすい状態になっていれば、それが正しい位置で脱力出来ている指標になります。
特に骨盤周りは充実感があり、足にはしっかりと床を掴む感覚があれば準備はOKです。

掴みにくい時は膝など足に力が入って重心が上手く下に落とせていない状態ですので、体重が足の裏で感じられるよう膝の曲げ伸ばしをして感覚を掴みましょう。





それでは、本日のテーマ「姿勢と丹田、どちらの意識が先?」に入っていきましょう。

皆様は姿勢と丹田はどちらの意識が先がいいと感じていますでしょうか。

最初に結論から言ってしまうと、使い易い方からでいいと思います。

感覚は十人十色なのでその方のやり易い方法を優先するのが望ましいと考えます。
ちなみに私個人の感覚ですと丹田の意識が先の方が良いと感じています。


それはなぜか?

先に姿勢を正すために筋肉を動かしてしまうと、どうしても感覚が掴みづらくなってしまうと感じるためです。

ただ例外はあります。
冒頭でもお話しした「脱力」です。

姿勢を正していくと不意に脱力出来るポジションがあります。

先ほども言葉にしている脱力ですが
実感出来る姿勢が取れるなら丹田の意識よりも先に姿勢を正す方が結果的に丹田の感覚を掴み易いと感じています。


私はここまで積み重ねてきた過程が丹田を主導としていたので丹田の意識からの方が掴み易いと感じていますが、
これから取り組んでいく場合であれば、
最初は丹田の意識をするのは凄く難しく、意識はすぐに抜けてしまうものなのです。
私も最初は変なところに力を入れたりして無理やり意識していました。

丹田の意識は筋肉の連動性を持って行う方がわかり易かったと今では結論付けていますが、最終的には単独で丹田の意識ができた方が使い勝手が良いです。

なぜならその方が他の部位へも応用として使えるからです。

特に私の場合手の感覚を養うために意識を応用出来るようになると、その無限の可能性に修練を積むための時間がもっと欲しいと思うようになりました。

身体を使えば使うほど
感覚を研ぎ澄ませれば研ぎ澄ませるほど
人体の無限の可能性を感じずにはいられません。

次回はそんな手の感覚にも触れてお話できればと思います。


今回の『姿勢と丹田、どちらの意識が先?』は以上になります。

ここまで読み進めて頂いて皆様の中に答えは出てきましたでしょうか。
見つからない場合はどちらかを意識してきっかけを作ってみて下さい。
そして感じたものを大切にして下さい。

身体は必ず反応して応えてくれます。
是非ともそこに耳を傾け使い易い身体を手に入れましょう。

本日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。

何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください






本日の癒やし画像


気になる配色に車窓から。