ややトレ⑩ -内側を循環させる-

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

今年も残すところあと2週間となりました。
この時期は旧暦で師走と表す通り何かと忙しく、あっという間に過ぎてしまう気がします。



前回のブログでも書いていた年賀状の作成に早く取り掛からねばと心に決めながらブログを書いています。
今回は間違いなく素早く着手します!

と、こんな風に力強く宣言してもなかなか思い通りに進まないのも人生なんですが(笑)

休みの日には外でやりたい事が頭に浮かんでしまい家にいることが少ない私ですが、ブログは集中しないと書けないので家で行うことが多いです。

時間がない時は電車で移動中携帯に打ち込んだりもしますが、パソコンと向き合いながらキータッチをしている方が考えが整理し易いように思います。
作家の気分を味わいながら、と少し気取ったことも言いたいところですが、冷静に分析すると携帯のフリック入力とパソコンのタイピングでは単純に文章作成の速度が違うので私にはこのパソコンでの速度が合っているのだと思います。

しかしこのデスクワークの状態を長く続けることは身体の姿勢として結構大変ですので、デスクワークを仕事にされている方は特に身体の使い方には気をつけて欲しいところです。
ただデスクワークに限らず同じ姿勢を長時間とり続けてお仕事をされている方も同じく身体に負担を掛けています。

それは主に重力が関係しています。
重力の影響により床面に対して身体に圧が掛かっているのでどうしても床に接地した身体の部分が押しつけられ、筋肉が圧迫され血行が滞ってしまいます。
こんな状態が長く続いてしまうと血行不良で筋肉が固くなり、結果普段の生活をしていてもその固さが取れないまま血行不良の状態で過ごすことになるのです。
そうなってしまうと身体の機能は低下してしまいます。

そうならないために何をしたら良いかと聞かれたら「運動をしてください」としか言いようがないのですが、いきなり運動と言われても普段やり慣れていない方は二の足を踏んでしまいますよね。
スポーツをするのは苦手、休みの日は外に出たくない、などなど否定的な気持ちが浮かんでなかなかやる気が起きない方もいらっしゃるでしょう。

今回のテーマ『ややトレ⑩ -内側を循環させる-』では、運動が得意ではない方にもハードルが低くなるように私なりの運動を解釈したものをお伝えしていきます。
本日のブログを参考に、自分なりに取り入れて貰えればと思います。

それでは早速いってみましょう!



このブログでお伝えする内容はいつだってシンプルです。
ですから「それは私に出来る?」と不安に思う必要はありませんので安心してくだ
さい。

基本的にはラジオ体操と仕組みは変わりません。
ラジオ体操が出来ている方は運動の50%は出来ていると言って良いと思います。

50%?100%じゃないの?
と思われた方もいらっしゃるでしょう。

この話は前回のブログ『身体の使い方(内側のイメージ)』で触れた「循環」が関係してきます。
こちらでは自分なりに内側を使ったお話をまとめていますのでよろしければ読んでみてください。

さて、この内側を循環させることを理解するのとしないのとでは身体を動かした時の効果は違ったものになると私は考えています。
以前からお伝えしているように身体は意識をして使うのと意識しないで使うのとでは得られる効果が違うからです。
それは言ってしまえば0か1の差でしかないのですが、この1をベースにして身体を使うことがとても大切なのです。

これは一般的に言われていることですが身体の約60%は水分で出来ています。
そしてその水分は細胞や皮膚に覆われているので基本的に身体から漏れ出すことはありません。

ですが身体を水風船や生卵の黄身に置き換えて想像してみてください。
身体は重力が掛かる事によって横から見ると楕円のような形になっていると想像できますでしょうか。
つまり長い時間同じ姿勢でいるということは身体を楕円の状態にしているということなのです。

そして、身体は動かすことにより楕円から円の状態に変化させることができます。
ラジオ体操は下半身と上半身をしっかりと動かしますので身体を球体として維持することができるのです。

特に下半身を使って上半身と連動させることは内側を循環させるには最適な方法です。
この動きは日常的にはなかなか難しい動きです。
ただ歩いているだけでは下半身しか動かせていないので循環させるには不十分な動きという訳です。

以前お伝えした『​​ややトレ⑨ -身体に梁を立てる-​​​​』も意識が不十分だと下半身の強化だけに止まってしまう恐れがあります。
つまり循環は足からお腹の位置までしか行われていない可能性もあるので、今回は別のややトレを行ってみましょう。

動きは至ってシンプルです。
家に居ながら出来る動きになりますが、逆に外で行うには少し動きが大きいかもしれませんので注意しながら進めていきましょう。

ではまずスタンスを軽くとります。

次に、立ち幅跳びをする要領で軽く膝を曲げていきます。
実際には飛ばないのですが、その状態から飛ぶようなイメージで膝を伸ばします。
伸ばした勢いで両腕も上に挙げます。

そこから腕を下ろす時は肩を意識的に脱力するようにエネルギーを下に落とします。

ややトレ⑩はこの動きを繰り返していきます。

ややトレ⑨のように位置エネルギーは8の字は描けませんが丹田を中心に上下に動きます。
この上下に動かすことが運動には求められているように感じています。

身体の内側を循環させることは身体の機能を保たたせるのに必要な動きであり、ラジオ体操がその運動として最適な方法を示してくれていると思っています。

身体の動かし方を理解して身体を動かせば、それはすなわち身体に良い運動が出来ていると言えるのではないでしょうか。
つまり、日常にある動きも工夫次第で自分の身体に恩恵をもたらしてくれる「運動」にもなり得る訳です。

皆様も是非、隙間時間を有効に使って自分に合った運動を見つけてみてください。

本日のテーマ『ややトレ⑩ -内側を循環させる-』は以上になります。


今年も一年皆様には大変お世話になりました。

今年は自分の干支の辰年ということもあり、いつにも増して盛りだくさんな一年だったように思います。
一番思い出深いのは都外に出て聖地巡礼を行ったことかもしれません。

あまり普段から遠出をする方ではなかったのですが思い切って出かけたことは色々な刺激を得るきっかけにもなりました。
特に現地で色々な方と出会いあたたかな交流ができたことが今まさにこの文章を書くうえでも活かされているように感じています。

今年は群馬、宮城、岐阜を訪れることができました。
まだ報告できていない岐阜のお話は来年のどこかでご紹介できたらと思っています。

それでは皆様良いお年をお迎えください。

あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何か分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。


本日の癒し画像



ホールケーキのようなイルミネーションに元気をもらいました^^