立ち方のヒント



こんにちは

パーソナルケア アイン代表の畠山です。

前回の『呼吸のヒント-下肢-』はいかがだったでしょうか。
少しずつイメージすることが多くなってきましたので、なかなか自分の中に落とし込めないでいるかもしれませんが焦らずやっていきましょう。


もしもわからないことがありましたら、お気軽にご連絡下さい。
直接呼吸の仕方を教えて欲しいという方もお問い合わせフォームにてご連絡下さい。

さあ!今回は立ち方についてですよ。
準備はいいですか?

立ち方は知ってるよと思っている方は普段立っていたり、歩いたりしていて特に不自由を感じていない方でしょう。
そういう方でもちょっとした意識で立ち方、歩き方が楽になりますので是非一度読んでみて下さい。

それではいってみましょう!!

『立ち方のヒント』の実践

それではまず何気なく立ってみましょう。
さあ、ここで皆さんはどこを意識して立ってますでしょうか。

特にどこにも意識はしてないという方がいたら



それはもったいないです。

意識をしていく方が確実に体は使いやすくなります。
本当の目指すところは、意識しながら練習を繰り返すことにより無意識の状態でも正しく身体を使えるようになることですので、その状態になるまで繰り返しやっていきましょうね。

立った状態でもまず『呼吸のヒント 丹田①』でお伝えした丹田(おへそから指3本分くらい下)への意識が必要です。
これはすべての状態で必要な基本の意識となりますので、立っている時、座っている時、歩いている時、いつでも意識して下さい。

次に内くるぶしに意識です。



体重を乗せるというよりは意識だけがいいでしょう。

体重を乗せて



こんな風に傾きが出てしまってはダメですよ。

次に重心というよりは足にかかる前後の体重のイメージとして6:4の割合で少し爪先寄りに乗るイメージです。

ここで踵はしっかりと床に触れていて欲しいです。
浮いている場合はきっと前後の重心がかなり前に乗っていると思います。
運動をよくやっている人やアスリートの人であればその使い方でもいいように思いますが、私としては踵をしっかりと使える状態の方が体のポテンシャルを使い切っている感じがします。

というのも前に重心がいきすぎると筋肉の消耗も感じるからです。
筋肉を鍛えるという側面から考えればそのやり方はありです。

なので筋トレなど体作りのためであればその方法は有効だと思います。
ですが普段使いの場合はそれは体の消耗の方が大きいように思うからです。

これから皆さんの意識レベルは確実に高まっていきます。
ですのでご自身の体が使えている意識を大切にして自分に合った重心の配分を考えていってもらえればいいと私は思います。
ここではまず6:4で進めていきましょう。

次に肩の位置ですが
これは以前説明させて頂いた『呼吸のヒント 丹田②』の背骨一本一本のところで意識して体を引き上げていったときに肩がストンと落ち着く場所がいいですね。

別の方法としては両手を上げます。
そのとき手の甲と甲をくっつけるようにしてから掌側から腕を下ろしていったところが丁度肩が開いた位置になりますので試してみて下さい。

さあこの状態で立ちやすさを感じてますでしょうか。

どうでしょうか?

もしも立ち辛いという方がいらしたら今、呼吸が浅くなってます。
いつの間にか足のことや背骨や腕の動作をしたことでお腹の意識が抜けてしまっているはずです。

そんな時は、まずお腹の意識をしつつ
・内くるぶし
・前後の6:4の重心
・背骨一本一本
・腕
の順番で試して下さい。

さあ 今度はどうでしょう?
先ほどよりも立ちやすくなったのではないでしょうか。

万が一ここでもまだ立ちやすさを感じられない場合、体のどこかの部位に緊張が見られます。
大体の方は膝の内側に力が入っていると思います。
今までのチェックポイントをやっていって唯一力が入るとしたらそこぐらいしか考えられないからです。

この場合はお腹の意識をしつつやって欲しいことが一つあります。

頭に紐が付いているとイメージして下さい。
そこから紐を上に引っ張られるイメージでお腹の意識です。



そうすれば膝には力が入りにくくなるはずです。
さあ どうでしょうか立ちやすさを感じていますでしょうか。

焦らず一つ一つチェックポイントに意識をもって行ってみて下さいね。
今まで立ちにくかった自分にさよならです。



本日は最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。

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