呼吸のヒント -ややトレ①-
こんにちは
パーソナルケア アイン代表の畠山です。
前回の『呼吸のヒント -息の吐き方-』はいかがだったでしょうか。
吐き方一つで体の使い方が変わってきます。
肩の力は抜いてゆっくり丁寧にやっていきましょう。
何かわからないことがありましたらご相談ください。
さあ!今回は『呼吸のヒント -ややトレ①-』をやっていきますよ。
準備はいいですか?
「ややトレ」とは?
「ややトレ」
聞き慣れない言葉ですよね。
これは、今回このブログのために作った造語で、”少しだけ”という意味合いの「やや」+「筋肉トレーニング」=「ややトレ」としました。
今後もこのネーミングで色々なトレーニング法をご紹介していきますのでよろしくお願いします。
「えーー!!筋トレ?辛そう!」と思った方。
大丈夫です。普通の筋トレとは少し違います。
今回からご紹介していくのは、もっと手軽に実践できる「ややトレ」です。
筋トレのように気合を入れてガシガシとやるトレーニングではございません。
体にそこまで負荷を掛けず手軽にどこでもやれるのがややトレの良いところです。
基本場所は選びません!
どこででも実践できます。
ただ、少し音が発生するトレーニングなので電車の中など周りに人がいる環境では迷惑にならないよう注意が必要です。
では早速始めていきましょう!!
『呼吸のヒント -ややトレ①-』の実践
まずは、前回のブログでご紹介した息の吐き方を思い出して下さい。
基本はそこからスタートです。
そして次が重要です。
イメージです。
またイメージか、と思われる方もいるかもしれませんがこれまでもお知らせしてきたように、イメージは練習の成果を格段に高めてくれるとても大切な要素です。ややトレと共にどんどんイメージトレーニングも実践していきましょう。
息の吐き方のイメージは丹田に意識を持ったままで、丹田より下の部分を意識します。(画像参照)
この部分を容器と思って下さい。
そして出口は丹田を通って鼻腔、そしてそのまま頭の方へ抜けていくイメージです。
この時に注意していただきたいのが「呼吸を吐く時のイメージ」です。
「口から吐く」というイメージではなく、ゆっくりと漏れ出るように「頭の方へ抜けていく」という感じでイメージしてください。
それから「ス」と発音する時は、必ず息が漏れ出る後から音がついてくるイメージで頭の方へ抜けて行くようにしましょう。
「ス」としっかり発音してしまうと喉へ負担がかかり、頸や肩に力が入り始める原因となりますのでお気を付けください。
さあ、まず1回目の呼吸を吐いていきましょう。
吐き切る1歩手前で丹田を意識し、息を止めて下さい。
この時喉はリラックスした状態で行います。
喉で息を止めないようにして下さい。
さあ、これをあと4回繰り返します。
計5回。
終わったら一回肩や頸に力が入ってないか確認しましょう。
約1分間のインターバルを置いて、あと2回。
計3セット行って下さい。
終わった後、今度はみぞおちに力が入って硬くなってないかを確認しましょう。
この部位はできるだけ力を入れず柔らかく使うところです。
硬くなっている人がいたら、それはまだ腕に力が入っている証拠です。
肩や腕を使って上から下に力を入れてしまっているはずです。
そのような場合は、下の画像のようにみぞおちのところから肋骨のキワに手を当てるようにして
次はもも前と胸郭を近づけて手を挟んでいきます。
ゆっくりと、痛気持ちいいぐらいの圧で行い肋骨周りをほぐしていきましょう。
今日のややトレはここまでです。
回数を記載してますがあくまで目安として考えてください。
通勤中など、なるべく一人でいる時間を使ってややトレを実践してみてください。
私は朝の通勤途中、一人で歩いている約10分くらいの道程で毎日スー、スーと「ややトレ」を実践しています。
あとは寝る前ですね。
寝る前は少し腹圧のレベルを下げて息の通り道を背骨の方に意識を持っていけると5分で眠りにつけますよ。
本日は最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。