ストレッチのヒント -ハムストリングス-

こんにちは
パーソナルケア アイン代表の畠山です。

これまで2回に渡り丹田を意識した呼吸法についてお伝えしてきましたが、今回はハムストリングスのストレッチについて実践していきます。

ハムストリングスとは、太腿の裏の3つの筋肉のことです。
正確には大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋のことです。(画像1参照)

画像1

ここの筋肉がかたまっているとお腹に息が入りにくいので、緩んでいる方が呼吸もしやすくなります。

身体の血行を良くして、健康な身体を作るためにも
みなさんの日常に気軽にストレッチを取り入れていただけるよう、わかりやすくご説明していきます。

みなさん準備はいいですか?

ここで気合を入れた人は、まずはリラックスですよ。
どんな時においても、緊張と緩和は必要です。

ハムストリングスのストレッチ方法の実践

それではまず最初に、座骨を立てるようにして床に座りましょう。(画像2参照)

画像2

坐骨の位置はお分かりでしょうか?
お尻の下の方を触ってみて、骨っぽく感じる部分が坐骨です。(画像3参照)

画像3

坐骨は立てられましたか?

ここで重要なのは骨盤と足をなるべく90度にすることです。
難しいようなら座布団をお尻に挟んで上半身を真っ直ぐにできるようにしてください。(画像4参照)

画像4

次に重要なのは膝裏です。
なるべく膝裏を伸ばすようなイメージを持ちます。(画像5参照)

画像5

サポートして無理がないようなら脚と反対の手を膝に当てて、手の重みで押さえていきます。(画像6参照)
※決して力で押さえつけないようにしましょう。

画像6

足はフレックス。
爪先は天井を向いています。

姿勢はどうでしょうか?
どこかに力が入ったり、息を止めたりしていませんか?
ストレッチの時も身体のどこにも緊張がないようにしてください。

それでは次に呼吸を足に入れていきましょう。
足に呼吸?と思われた人、正解です。

息は足には入りません。
息は肺にしか入らないので、誤解のないようにしてください。
これはイメージです。足を風船の入れ物と思ってそこに息を入れていくイメージを持ってください。

さあ、やっていきましょう。

以前お話しした、お腹に呼吸を入れるときのイメージを思い出してください。
そしてその延長線上に足があると思って息を入れていきます。

では、息を吐くところから。

まずは右足で5~10秒やってみましょう。

続いて左足です。

それぞれの足を3~5回ぐらいやってください。
これは回数よりも息を通すイメージを大切にしてください。

いかがだったでしょうか。
今回はストレッチのヒント -ハムストリングスーをお伝えしました。
ちなみにこの呼吸を取り入れるストレッチは他の部位でも応用することができます。
今後も別の部位のストレッチもご紹介していきますので、よかったらチェックしてみてください。

これを見てくださった方が一人でも多く、身体が楽になることを願っています。
ゆっくり一歩ずつ自分の身体を知っていきましょう。



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