呼吸のヒント 肩と丹田③
こんにちは
パーソナルケア アイン代表の畠山です。
前回のヒントでは取り組み方についてお話しさせて頂きました。
さあ、ここまでついてこられていますでしょうか。
わからないところはございませんか?
もしも何か質問がありましたらお気軽にご相談もしくは
直接呼吸のチェックとかの要望がございましたら整体の施術だけでなくお声をかけてくださいね。
それでは早速始めていきましょう!
『呼吸のヒント 肩と丹田③』の実践
今日は『肩と丹田③』についてお話ししていきます。
今日の部位としては肩と触れていますが、背中も意識した動きにも繋がります。
まずは床に寝ましょう。
以前話させて頂いたように出来るだけ固めの床がいいでしょう。
その方が自分の体のどこの部位が固いかがわかりやすいですからね。
どうでしょう。
以前寝た時よりは楽に床に背中をくっつけられていますか?
もしも背中に隙間ができて手が悠々と入ってしまうようであれば足を立てるようにして寝てください。(画像1参照)
それでも厳しいようであれば『呼吸のヒント 丹田①』に戻って、そちらを繰り返しやってみてください。
とりあえず体に負担なく無理をしないように進めてくだいね。
では寝た状態で掌を上に向けて脇を閉じてください。(画像2参照)
ここで注意するのは脇に力を入れないことです。
そして今度は掌を下に向けるようにします。(画像3参照)
少し窮屈な感じがしていれば成功です。
逆に掌を上に向けたことで脇が開いてしまった人はいませんか?
そうなってる人は脇を閉じて掌を上に向けるところに一度戻ってから掌を下に向けてください。
この姿勢になれた時何かに気付きませんか?
肩の上の部分が開いた感じがしませんか?(画像4参照)
もしも感じられたならその感覚を覚えておいてください。
感じられなかった人も焦る必要はありません。
まずは一つ一つ体の部位での動作をやれてるかどうかを確認しながら試してください。
必ず出来るように
感じられるようになります。
それでは次の動きをします。
次は掌と掌をくっつけて合掌するようにしてそれをお腹の方まで持っていきます。(画像6参照)
この時肩の力は抜いて出来るだけ掌の位置を丹田ぐらいまでの位置までもっていきます。
そうすることでお腹の意識が働いてることに気づきませんか?
感じられたならそれを覚えておいてください。
感じられなかった人はまずは肩に力が入っていないかチェックしてください。
お腹に意識を感じられない人は肩や腕に力が入りすぎているのでそこは力を抜くようにしてください。
それでも感じられない人も大丈夫ですよ。
そして何度でも言います。
必ず出来るようになるので安心して下さい。
今回の動作で感じられない人は基本的に肩に力が入りやすい人かもしれません。
逆に一回肩に力を入れて脱力を何回か繰り返して肩の脱力を体に覚え込ませましょう。
ちなみに先程の合掌の姿勢はお腹を横から支える感覚なんです。
つまり腹斜筋を使ってるわけです。(画像7参照)
この筋肉は今までの丹田で意識した呼吸にプラスαで使う筋肉です。
ですから今までのお腹で支える呼吸に対してプラスαして欲しいのです。
ちなみに今までのお腹で支える筋肉は腹直筋です。(画像8参照)
さあここまではデモンストレーションです。
ここからが本番ですよ。
今度はさっきの動作を立った姿勢で行います。(画像9参照)
どうでしょうか?
さっきの背中を床につけた時と同じ感覚が立った姿勢でも肩の開きやお腹の支えを意識できたなら今回のステップは終了です。
寝た状態で出来たのに立ったら出来なかった人は、なぜ出来なかったのでしょうか?
先ほどと何が違うのでしょうか。
それは背中や骨盤などを支える床がなくなったからです。
さっきの寝た状態と同じ条件をお腹のところで再現をしなければなりません。
再現が苦手な人は骨盤が後傾後ろに傾く人が多いように思います。
この感覚が立った状態で掴みにくい場合は今度は壁を使って行ってみて下さい。(画像10参照)
この時、踵が壁から離れ過ぎてないかチェックして下さい。
空けても指一本分ぐらいにして下さい。
こぶし程空いてしまう人はストレッチ-ハムストリングス-を行ってハムストを柔らかくしていきましょう。
さあ今日はかなり盛り沢山でお届けしたように思います。
まずは一つ一つ自分ができているのかできていないのかをしっかり把握して、一つ一つ確実にクリアをしていきましょう!!
いかがだったでしょうか。
今回は『呼吸のヒント 肩と丹田③』を伝えさせて頂きました。
本日は最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。