呼吸のヒント-ややトレ⑤-
こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。
さて前回の『呼吸のヒント -丹田④-』はいかがだったでしょうか。
「お腹を意識する」だけでは感覚が掴みにくい方にはかなりお勧めな方法です。
蹲踞風の構えは骨盤が真ん中の位置にくるようアシストしてくれて、
手や足の無駄なところに力を入れず丹田を意識させることができます。
この骨盤の意識を立った状態や座った状態、どんな姿勢でも意識できるようになると
身体が使いやすくなります。
この感覚が掴めると、ストレッチやトレーニングの質を高めることができます。
是非とも焦らずじっくりと自分の位置を見つけ出してください。
さあ!今日は久々のややトレですよ。
準備はいいでしょうか?
「呼吸のヒント-ややトレ⑤-」の実践
今日行うややトレは、前回お伝えした『呼吸のヒント-丹田④-』の意識が分かればやることは至ってシンプルです。
丹田④の意識、丹田と両手両足の意識を
立った状態でも、座った状態でもいいので意識します。
そこから丹田の方に意識を高めていきます。
この時注意したいのは「力を入れる」というより「意識を高める」感覚で行うことです。
ここで力んでしまうとその後の呼吸へと繋げにくくなりますから焦らずやりましょう。
丹田への意識を高めていきつつ、息を吐いていきます。
この時も息を吐こうとするのではなく丹田の意識から自然と口の方から漏れ出る感じです。
音で表現するなら「H」の発音でしょうか。
「HA」ではなく「H」です。
音にならない音です。
この時ハッキリ「HA」と発音してしまうと喉や肩の方に力が入ってしまうので気をつけましょう。
そして息が無くなるにつれて意識する位置を丹田の下の方から押し上げるようにして下さい。
そのまま意識を高めていくだけだと丹田より上の方に意識が移動してしまい、
上半身に力が入りやすくなるので気をつけましょう。
息を吐き切りすぎると喉に力が入りやすくなるので、その手前で止めます。
止めるときは、丹田で止めるようにしましょう。
そして息を吸うときは鼻呼吸です。
この繰り返しを5分ぐらいを目安に行いましょう。
この意識を高めて力を入れる感覚は普段の生活でも役に立ちます。
普段の何気ない動作の時や力を使うときなどきっかけはお腹から意識を始めて下さい。
こうすることによって表面の筋肉を先に使うのではなく深層部分の筋肉を使っていけるようになります。
それが「身体が使いやすくなる」ということです。
是非体感して頂いて良い身体作りを行っていきましょう。
これで『呼吸のヒント-ややトレ⑤-』の実践は終了です。
お疲れ様でした。
本日は最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。