身体の使い方について

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

前回の『呼吸でリラックス』はいかがでしたでしょうか。
呼吸の主動をお腹で行うことによって上半身がリラックスして、気分が落ち着いてくるのがわかると思います。
呼吸スピードを早くしすぎたり、肩や胸の筋肉を使って呼吸をしてしまうと交感神経が優位になってしまい身体が緩みにくくなりますので、ここは気をつけていきたいポイントです。

呼吸を味方につけて身体を使いやすくしていきましょう。

本日はセルフケアのための考え方として私が提案する『身体の使い方について』のお話です。
基本的に身体を不自由なく使うことができて、日々健康であればその人に合ったケアができていると私は考えます。
もちろんステルス性の高い疾患だとなかなか自分自身では気づけないということはありますが。

では自分に合ったセルフケアや健康を維持しやすい身体というのはどういった身体でしょうか?
まず自分に合ったセルフケアとは無理なく行えて効果が実感できるもののことです。
そして健康を維持しやすい身体とは、身体の重心丹田を意識できて上半身下半身共に均等に重力を感じられる身体のことです。

それでは「均等に重力を感じる」
というのがどういうことか分かりやすく解説していきます。

まず、身体全体の重力の合計を10とします。
その10を2ずつに分けて、下の画像のように両腕、両足と丹田の5ヶ所に分配します。



丁度画像の2と書かれてる箇所に重みを感じるようにします。
ここで大切なのが2と2の間に繋がっている線です。

これは息の通り道のラインです。
実際には息は肺にしか入りませんので
この息のラインはあくまでもイメージとして捉えてください。

前回ご紹介した『呼吸でリラックス』などの呼吸法を使って、この「息のライン」のイメージを掴んでいきます。

『呼吸でリラックス』の時は、最初の呼吸は「吸う」から紹介していましたが、今回のように全身の身体の重みを感じるためには最初の呼吸は「吐く」ところから入る方がわかりやすいかもしれません。

ひとまず今日は息の長さは気にせず試してみてください。

重みを感じにくい方へのワンポイントアドバイス!

固い床になるべく両手両足を開くように仰向けに寝転びます。
その状態で呼吸のことは一切気にせず、自分の身体の重みをすべて床に預けるように意識してみてください。
腰痛や四十肩などでこの姿勢が辛い方は、無理のない体勢で行いましょう。

腰の辛い方は膝裏にクッションなどを入れて腰を伸ばしすぎないようにしてください。
四十肩の方は手を広げられる位置でかまいません。

身体の重みの均等化をお勧めする理由

私達の身体は日々重力に逆らって生活しています。
そしてその生活の中で身体の負担になるような姿勢を取ることも多いと思います。
その姿勢は、重力に対してさらに逆らうように身体の筋肉を使っていきます。
そんな風に筋肉を使うことで身体の重みの均等化は崩れ、血流が悪くなり痛みを引き起こしてしまうのです。

この日々の生活で崩れていく重みのバランスを本日お伝えした方法で整えていくことで血流が改善され、それ自体がセルフケアになります。

私のお勧めするセルフケアは時間や場所を選ぶことなく気軽に行えます。
是非、実践して効果を実感してください。


今日の『身体の使い方について』は以上になります。

次回からは身体の使い方やイメージの仕方をご紹介します。
よろしければまた見に来てください。

私のセルフケアからヒントになることがございましたら、是非取り入れてご自身の身体に活かして頂ければ幸いです。
本日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください


うちの可愛いガジュマルです。(本文とは関係ありません)