呼吸でリラックス

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

本日はセルフケアについてのお話です。
みなさんは普段から少しでもセルフケアを行えていますでしょうか?

まずは『自分の身体を意識する』ということが、セルフケアを行うにあたりとても重要です。

この記事がみなさんが身体を意識するきっかけになり、セルフケアの第一歩となれば幸いです。

もしこれまでセルフケアを面倒だと感じていたり、忙しくてなかなか時間が取れないと思っていた方にも手軽にすぐに取り組める方法をこれまでの記事でもご紹介していますので
ご興味のある方は是非
『呼吸のヒント-丹田①-』から実践してください。

私はこれまで呼吸から丹田を意識できるようなセルフケアをご提案してきました。
丹田への意識は呼吸を自在に使いこなすための大切な要素です。
呼吸を自在に使いこなせるようになることで、血流の改善や免疫力の向上といった効果が期待でき、それ自体がとても有効なセルフケアとなります。


呼吸のセルフケアは場所を選ばないところにも利点があります。

いつでもどこでも簡単に行えるのです。

今日ご紹介するのはその呼吸の応用編『身体をリラックス』させるための呼吸になります。
応用編だからといって難しいことをするわけではないので安心してください。



これまでの記事では呼吸の始まりは『吐く』ところからとお伝えしてきました。
それは首や肩や腕などに力が入ることなく丹田に意識がいくようにしたかったからです。

今日は呼吸を『吸う』から始めてお腹を膨らませていきます。
吸う時は鼻からが基本です。
変に肩に力が入らずスムーズにお腹を膨らませることができたのではないでしょうか。

4秒かけてゆっくり吸い込んでいきましょう。

吸い込んだら一度お腹に意識を持っていき、呼吸をお腹で止めます。



そして今度は10〜15秒ぐらいかけてゆっくりと息を吐いていきます。

吐く時はお腹への意識があればその意識のまま吐くようにしましょう。

呼吸のスピードはあくまでゆっくり行うようにしましょう。

これを後3回ぐらい繰り返していきます。

不思議と身体が落ち着いてきたのではないでしょうか。
呼吸は本当に不思議です。
呼吸の方法一つで簡単に身体の状態を変化させることができるのですから。

例えば呼吸のスピードを上げたり、回数を増やせば血行が良い状態になりますが、これは血液に大量に酸素を送り込んだ結果起きる現象です。

一方、私のご紹介するセルフケアでは身体を緩めることが基本ですので、ゆっくり行うことを基本にしてください。
ゆっくり行うことによって脊柱(背骨)の周りの筋肉を緩める効果があります。
これはよく瞑想で使われる呼吸法です。

お腹を使った呼吸で脊柱周りの筋肉がリラックスできていれば、呼吸の始まりは吸うでも吐くでもどちらでも構いません。
そもそもなぜこの呼吸にリラックス効果があるのか?
それを理解するにはまず肺の働きについて知る必要があります。

肺は基本的に肺自身が動力となって動くことはできません。
肺の周りの筋肉が動いて肺にかかる内圧が変化することで肺に空気を取り込める仕組みです。

胸を膨らませば胸式呼吸となり横隔膜を動かせば腹式呼吸となります。

今回の場合はお腹を膨らませることによって横隔膜が動くことで肺に空気を取り込んでいるわけです。
そうすることで胸の周りはリラックスできて、背骨周りの筋肉も緩みが出て、身体全体がリラックスできるのです。

さあ今回の『呼吸でリラックス』はいかがだったでしょうか。

私がお勧めするセルフケアは
自分の身体を意識し、
丹田を意識し、
呼吸を意識することが基本です。

意識することで身体のバランスが整い、全身の血流を改善することに繋がります。

次回は呼吸の維持の仕方から行うセルフケアをご紹介する予定です。
私のセルフケアからヒントになることがございましたら、是非取り入れてご自身の身体に活かして頂ければ幸いです。

本日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。

何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください