肩甲骨の大切さ
こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。
前回の『足を使って支える』はいかがでしたでしょうか。
足が身体を支えるのは凄く当たり前なことなのですが、腰や膝に何かしら辛さを感じている人は足を使いすぎているのでは?と思います。
私が身体を使う時には意識するのは、「力が支え合う状態にすること」と「力を抜くこと」です。
これがなかなか難しいんですけどね。
足の力を最小限に使って身体のバランスを整えましょう。
今日は「肩甲骨」についてのお話です。
皆さんはこれまでに四十肩で悩んだことはありますでしょうか?
私は腕を挙げられないぐらい痛いという経験はないのですが、このちょっとした痛みが進行するとそうなるのかもという予備軍の経験はあります。
携帯で動画を見るのが好きなのでその影響かなと思っております。
その症状を解消するのに役立った動きを本日はご紹介します。
動かす部位は二箇所。
肩甲骨と肘です。
動作はシンプルですが動かすのに少しコツが必要かもしれません。
まずは肩甲骨です。
皆様は猫のポーズはご存知でしょうか?
ヨガで行うポーズなのですが、本日の動きはヨガのポーズほど腰を反ったり肩を床に着けたりはせず、肩甲骨を意識的に動かすようにします。
肩甲骨を近づけるような動きと合わせて胸をリラックスさせて重力に任せてストンと落とすようにします。(図①)
今度は背中を吊られるように背中を丸めるようにします。(図②)それぞれの動作を行う際、肘に力を入れたり開いたりしないようにしてください。
この時意識的に図の矢印の方向に肩甲骨を動かすようにします。
次は猫のポーズで肩甲骨を閉じた状態にして、亀のように首を出したり引っ込めたりする動作をしていきましょう。
首を出す時には両肩甲骨の下角を閉じるように動かします。(図①)
首を引っ込める時には両肩甲骨の上角を閉じるように動かします。(図②)
この時肘に力を入れたり開いたりしないように気をつけましょう。
次は肘を動かします。
手と手を握るようにして肘を動かします。
手と手を握るのは肘を動かすための固定だと思って下さい。
その状態から腕橈骨筋(わんとうこつきん)を上に向かせたり(図①)
戻したりします。(図②)
慣れないうちは右が終わったら左というように交互に行いましょう。
慣れると同時に動かしたり右左と交互に動かしたりとスムーズに行えるようになります。
それが出来たら手の支えを指に変えて支えの力を少なくして肘を動かしましょう。
こうすると格段に難しさが増しますが焦らず頑張っていきましょう。
最後は支えが無くても肘を動かせるとパーフェクトですね。
四十肩を発症していてこの肘の動きの時に痛みが出てしまう方は、まずは掌を上に向けたり甲を上に向けたりする動きから入りましょう。
本日のこの肩甲骨や肘の動きは、体の力を最大限使うための方法を研究していた際古武術の動きを練習として取り入れたところ肩凝りの解消に繋がったので皆様にご紹介致しました。
四十肩は痛み自体は肩辺りにしか感じませんが腕の筋肉が大きく関わっていることをこの動作で知ることが出来ました。
是非実践して実感してみてください。
本日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
正月に神社に人が多かったので散策していたら夕陽がご来光でした。(本文とは関係ありません)