反復する力
こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。
本日はゲームに関する話題からのスタートです。
(※当時のカセットが無かったのでリメイク版のNintendoDSのカセットです)
最近私がYouTubeでハマって見ているのがレトロゲームに関しての動画です。
思い起こせば、小学校の低学年頃にファミリーコンピューター(以下ファミコン)が発売されてからはファミコンを持っている友達の家に行ってゲームをすることが多くなりました。
それまでは公園に行って遊具や野球や、鬼ごっこ(主にケイドロ)などで遊んでいたのですが、ゲーム機が発売されてからは遊びに行く目的がすっかりゲームになっていました。
小学校5年生までファミコンが手に入らなかったからかもしれません(笑)
YouTubeでファミコンのゲーム配信を見るようになって、当時なぜあんなにも惹きつけられたのかが分かってきました。
ゲームの内容も大切ですが、特に「音」の表現が私を虜にしていたようです。
何故なら最近Nintendoスイッチを手に入れてレトロゲームで遊んだ際、懐かしいと思うことはあってもゲームをプレイをしてもそこまで熱中出来なかったからです。
ただ単にプレイが下手くそというのもあったかもしれませんが、その一方で他人のゲームプレイを見ているだけでも十分楽しめているのも事実なので、熱中できなかったその一因はその当時のファミコンとは違う「音」にあるのだと思い至りました。
聴覚だけでなく人間の五感には、記憶を定着させるための能力も備わっているように感じることがありまして、中でも特に嗅覚は過去の風景を写真のように鮮明に思い出させてくれます。
と言っても私の場合、そのほとんどは友達の家の記憶で「この匂いは誰々の家のものだ」と感じると玄関の風景が浮かんでくるのです。
こういった匂いに紐づいて特定の記憶が呼び起こされる現象を「プルースト効果」と呼ぶそうです。
こちらは作家の名前を用いて小説のワンシーンを表現したことからそう冠せられているのですが、私の場合はそんな大層なものではございません(汗)
ですが、私の専門分野へ当てはめてみますと身体の感覚も反復することによってその効果が身体の使い方の記憶として残るのではと考えるようになりました。
ではこの流れから、本日の本題『反復する力』の話題へと移りましょう。
反復する力
身体をトレーニングする事は、正に動作を反復する事だと思います。
それは筋トレやストレッチ等は、反復する事で筋力や柔軟性が身体にもたらされるからです。
それと同様に身体の使い方も反復すれば、より良い身体の状態を保つことが出来ると考えます。
実は私達が普段生活している中で常に無意識に反復していることがあります。
今現在もそうです。
このブログを読んでいる時にさえ反復していることがあります。
それは「重力に対して抗っている」という事です。
地球上には重力が存在しているため、私達は皆無意識のうちに重力に抗っているのです。
重力に抗い続けるのにまず大切になってくるのが骨や筋肉になります。
身体を自立させるためには、この骨と筋肉がとても重要な役割を持っているからです。
そして食べる事やトレーニングをする事でその成長をサポートしているわけです。
立つためには最低限の筋力は必要ですが、立ち方のポイントを押さえれば本来はそれ以上の筋力は必要ないのです。
ただ、歩くなど動きが加わったりスポーツをする時にはどうしても重力に対して横へ動く事が必要になるので、筋力と身体の使い方のポイントが変わってきます。
ですが基本的な身体の使い方として特に重心の意識は変わらないと考えています。
これがいつも話に出てくる「丹田の意識」です。
丹田の意識は重心に対して置いているだけのイメージなのですが、どうしても横の動きが入ると筋力を使おうとするので無意識に力が入ってしまいます。
特に股関節周りに力が入ります。
ですがそこをギリギリまで粘る使い方が出来るようになる事で、重力を味方につけている感覚になるのです。
ですから準備運動や筋トレをする前に、まずは脱力から重力を感じて丹田の意識に持つことをお勧めします。
そこから可能であれば以前ご紹介した『スプリットステップと丹田の意識』や『身体に梁を立てる』で身体を中心から使う意識をまず持つようにしていくと普段のパフォーマンスが格段に上がっていきます。
特に力を使うという感覚で、丹田の方から使うという意識が働いてくると身体の中心より遠くの筋肉から使い始める事がなくなるので、身体への負荷を最小限に抑える事が出来ます。
身体より遠いところの筋肉から使い始めると、それでも若い時は筋肉量や筋質もしっかりしているので身体を休めれば筋肉も回復しますが、年齢を重ねれば重ねる程筋肉量や筋質は低下していくため、休むだけでは身体をケアしきれなくなっていきます。
そこで必要になってくるのが筋トレだったりストレッチだったりするわけです。
ですが身体を丹田から使っていけば骨格が安定し、筋肉を使う事を最小限に抑えながら身体を動かすことが出来るので負荷が少なくて済むのです。
つまり身体を意識して使わないと身体に重たい荷物を背負っているのと同じ状態になってしまうのです。
まずは『スプリットステップと丹田の意識』の動きから試してみて下さい。
本日のテーマは以上になります。
いかがでしたでしょうか。
調べていて気づいたのですが「反復」と「継続」は言葉の意味がここまで違うのかと思ってしまいました。
「反復」は同じことを繰り返してやることで
「継続」は前のことに改善を加えて続けることだそうです。
確かにそうかもしれません。
「継続は力なり」というブログのタイトルを過去に使ったのですが、無意識として継続し続ける事でも常にアップデートしているからこそ継続出来ているのかと。
特に仕事に関してはこの言葉がしっくりきます。
反復は特に身体を使う時に良いイメージを与えてくれそうです。
身体を使う時にはイメージはとても大切です。
特に良いイメージが身体に出来ると、身体はそれを再現しようとします。
極力同じイメージで行うのですが、なかなかそれが再現出来ないからこそスポーツは楽しいのかもしれません。
その身体の良いイメージをサポートしてくれるのが今回のテーマとしてご紹介出来た内容かもしれません。
私も文章を書く時は良い文章が書きたいと思って常に継続する思いでX(旧ツイッター)で文章を呟いています。
ですがマインドの部分は常に楽しいという気持ちを持ちながら反復して書いています。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何か分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
本日の癒し画像
参拝後に迎えてくれる景色