意識と呼吸とストレッチ

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

7月に入り、もうすっかり季節は夏本番を迎えましたね。
さて、皆様にとっての夏の風物詩と言えば何でしょうか?

私の頭にすぐに思い浮かぶのは西瓜です。



中学校の授業ではこんな俳句を作りました。

当時は


「簾越し 西瓜と並ぶ 縞模様」

と詠んだ記憶があります。

漢字などの記憶は少し曖昧ですが、その当時のインスピレーションは忘れません。
簾の影になった部分と西瓜の縞模様が重なる事で生まれる情景をどことなく涼しげに表現できないかなと苦心しました。
国語が苦手だった私ですが、こればかりは会心の作だと心の中で思っていました。

格別に俳句だけが思い出されるわけではなく、西瓜については匂いや味といった五感の記憶も呼び起こされます。

当時は西瓜に塩をかけて食べていました。
甘味が増すから、と親に教えてもらった事をそのまま実行していました。
疑う余地のないお決まりの手順でした。

調べてみると「甘味+塩味」には二つ以上の味を混ぜることで一方、あるいは両方の味を引き立たせる「対比効果」があるようです。
その効果のおかげで西瓜のそこまで甘くない成分も塩をかける事によって甘味が引き立ったのでしょう。

このような対比効果は身体の中にも起きると思っています。

さて、ここからが本日のテーマ『意識と呼吸とストレッチ』です。
いってみましょう!


まず丹田の意識を高めるために大切なのは肩の力を抜く事です。
抜いた状態と肩の開き背中の積み上げ方で丹田の意識は高まっていきます。

そして、ここにもう一つプラスしたいのが呼吸です。
特に吸気の意識で丹田の意識を高めます。

正確には呼吸を丹田で維持させる事が大切です。
無闇やたらにお腹で呼吸するのではなく、イメージとして呼吸を丹田に止(とど)めるという方法です。

この呼吸をしながら仰向けに寝て膝を立てます。
まずはこの状態で呼吸を整えます。

次に左右どちらからでも構いませんので、
自重を感じながらゆっくりと両膝を横に倒していきます。

丹田の位置で呼吸を維持するのを忘れず。
15秒キープしましょう。

それが出来たら今度は膝を反対側に倒していきます。

次に、足を外側に開いていきます。
開けるところまで開いて下さい。

決して無理はしない事と勢いや力まかせにしない事が大切です。

意識と呼吸の維持が出来れば、骨盤周りの筋肉のストレッチは通常の日常の動きだけであれば足りています。
身体に運動要素の負荷をかけていく場合、上半身と下半身の維持が大切になってきますから、上半身と下半身をしっかりと捻る動きや、より深い呼吸が必要になってくるでしょう。

より深い呼吸とは、丹田の中心より更に中への意識と、呼吸を維持するための止める息の意識の大きさです。
丹田の意識を中心とした呼吸の意識が足の方へも広がっていく意識です。
この深い呼吸は力ではなくイメージと意識です。

あとは肩の脱力と背中の使い方。
これらを総合してコントロール出来るようになると深い呼吸が身についてきます。


意識と呼吸をコントロールして骨盤の周りをストレッチする事には、身体の機能を高めてくれる要素がたくさん詰まっています。
今では店頭にいけばストレッチの本が沢山並んでいますよね。
今回ご紹介した意識と呼吸を合わせれば、どのストレッチにも応用は可能です。

合わせてストレッチをして試してみるのもいいですね。
ストレッチをする時は、くれぐれも力任せにして筋肉を伸ばしてしまうことのないようにしましょう。

本日のテーマ「意識と呼吸とストレッチ」は以上になります。

いかがでしたでしょうか。

ストレッチはやり方次第で筋肉の伸び方が変わってきます。
特に意識と呼吸の仕方で身体の中の部分を動かすには最適です。
文章だけでは中々伝わりづらい部分がありますが、是非とも皆様にも実践して頂いて実感してもらえればと思います。


あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください


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夜更けの朧月