困った時には基本に立ち返る

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

初心者にとって何をおいても必要な事とは何でしょうか。
私は「
基本」と考えます。

基本には大切にして欲しいポイントが詰まっています。
一見簡単に思えるようなことでも、よくよくその内容に触れていくと必ずその重要性に気付けるようになるのですが、色々なことが出来始めてくると自分はもう基本が出来ていると錯覚を起こし、基本をいつの間にかおざなりにしてしまい、良い結果が生まれなくなります。


このような内容を踏まえつつ話題は少し変わりますが
この度ペーパードライバー歴27年の私が一念発起して車の運転をしようとペーパードライバー講習を受けることに決めました。



最近実家に電話して両親と話をしている時に「私も運転出来た方がいいな」と思うきっかけがあったのです。
そのきっかけとは、会話の中から垣間見えた両親の運転技術の低下でした。
運転している本人の意識はどうあれ、乗せてもらっている同乗者が不安になる場面が多くなってきて、それでも乗せてもらっている手前指摘出来ない状況があるようです。

私もこれまでペーパードライバーで帰省の際はいつも運転をお願いしていたので、久しぶりに帰省して親の運転する車に乗せてもらった際には不安を感じるかもしれません。
そして私も、乗せてもらっている立場上きっと何も言えない気がします。

そのような現状と今後のことを考えて高齢になってきた両親に無理をさせないためにも、私も運転出来るようになっておけばいざという時も安心して運転を任せてもらえますからね。

私もこのように、親のサポートについて真剣に検討し、実践していく年代となりました。
早めの備えが、確実に今後の自分の助けにもなりますし、一つ一つ着実に取り組んでいきたいです。

と、そろそろ私の話はこれくらいにして
そんな個人的な話題も絡めて冒頭の「基本」に戻ります。
運転の基本は何だろうと色々調べていくと安全運転だったり、色々な確認だったり、丁寧なブレーキングだったりと様々なものを思いつくのですが、一番大切なのは過信しない気持ちの部分なのではないかと思いました。

「私は出来ているから大丈夫。」

そんな気持ちから大切なことを忘れがちになってしまうのではないでしょうか。

それは身体の使い方も同じです。
年齢を重ねて少しずつ身体に痛みを感じて初めて気が付く身体の不調・・・。
加齢だから仕方がないと思って衰える身体をそのまま受け止め酷くなるまで放置する人もいれば、筋力が低下しているからトレーニングが必要だと考え運動する人もいると思います。
もしかしたら身体の不調に気づいた時には既に病院に行く必要がある状態になっているか
もしれません。

そこで今日はそうならないための身体の使い方の基本をまとめてみました。
今までにご紹介した内容に押さえておいた方がいいポイントを絞り混んでお伝えしていきますので、どうぞ最後までお付き合い下さい。

それでは本日のテーマ『困ったときは基本に立ち返る』にいってみましょう!

本日のポイントは以下の3つです。

 丹田の意識

呼吸の意識

肩の意識

基本的に全体を通して、身体の力を抜くことが前提です。

①まずその身体の状態で丹田に意識を置きます。
これは本当に初歩の初歩として最初は意識だけです。

②丹田に意識が出来たところに、今度は呼吸を混ぜていきます。
本来息は肺にしか入らないのですが、イメージとしてお腹で呼吸している状態です。
正確にいえばお腹を使って呼吸をコントロールしています。

本来脱力するときは息を吐きます。
ですがここでの主役は吸気、吸う力です。

吸う時に注意して欲しいのが、鼻から吸って口から出すということです。
ここでなぜ吸うのを口でしないようにするかと言いますと、極力首や肩に力が入らないようにするためと、息のコントロールを喉でしないようにするためです。
この息のコントロールをお腹でするか喉でするかで身体のパフォーマンスは変わってきます。

一番は身体の耐久力に差が出てきます。

身体は24時間重力に晒されています。
この重力から身体を守るためには正しい身体の使い方を知ることが必要です。

呼吸を喉でコントロールしてしまうと、身体で感じる重力が1.5〜2倍の負荷がかかると実感しています。
これは体感ですが喉でのコントロールが筋組織を収縮状態にしているのではないかと思っています。
そして時間が経つにつれて、その倍率は上がっていきます。

つまり、体力を消耗させながら身体を支え続けているわけですから効率良くありません。
正しい呼吸法を覚えて身体を支えた方が身体にとってはいい事と言えるでしょう。

③最後に肩の意識は「呼吸のヒント -丹田②-」で紹介した、手の平を外に向けて脇を閉じる意識です。
この感覚を普段生活している時にも使うことが出来れば、呼吸の安定や腕の使い方が良くなって上周りの筋肉の消耗を防ぎます。
この意識が備わっていれば四十肩の予防にもなります。


この3つ意識を身体の使い方の基本としてもらうことで身体を楽に使う事が出来て更に深い意識が持てるようになります。
その状態を作り出すことは即ち下半身の充実にも繋がっているのです。
「呼吸のヒント -丹田④-」でお伝えした「蹲踞風の足でしっかりと床を踏む」という力と同じ下半身の充実にも繋がります。
大切なのは丹田の意識と深い呼吸が出来ているかどうかなのです。


身体の使い方として行って欲しい順番は
①丹田の意識
②呼吸
です。

肩の意識はどちらかといえば補助的な役割なのですが、身体をトータル的に使っていくには外せないポイントです。

以上のポイントを踏まえて自分の身体で実践してみて下さいね。



本日のテーマはいかがでしたか。
押さえるポイントが明確になっていれば身体の使い方として私もやっていけそうと思ってもらえたのではないでしょうか。

私もしっかりとペーパードライバー講習を受けて基本を身につけ、実家で安全運転していきます。

あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください



本日の癒しの画像



指扇駅に咲く花