身体の使い方(内側のイメージ)
こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。
年末が近くなると慌ただしくなるのを見越して前倒しで色々と進めておこうと思うことがあります。
その一つが年賀状です。
予め買っておけば書くだろう、と去年はこの時期に買っておいたのですが、結局書き始めたのはクリスマス前。
今年はそんなことにはならないようにと思っていたのですが・・・なんと、コンタクトレンズ(以下コンタクト)のストックがこのままでは正月前に切れてしまうという重大な事態が勃発してしまったのです。
私は毎朝コンタクトをして出勤しているのですが、ある朝ちゃんと付けたと思っていたコンタクトの片方が上手く付いていなかったようで、いつの間にかどこかに落として無くしてしまいました。
現在コンタクトは2週間付けたらまた新しいコンタクトと取り替える2ウィークの使い捨てタイプのものを使っているのですが、普段行っている眼科は前もって予約を入れておかないとコンタクトが購入できないので、今回は思い切って新しい眼科に行くことにしました。
調べてみると開院は朝10時。
時間に余裕がありそうだったので、まずはかかりつけのお医者さんでインフルエンザの予防接種をしてから行っても間に合うと算段して行動を開始しました。
しかし辿り着いてみたらなんと病院移転のお知らせが!
グーグルで情報は一応確認してから行ったのですが、仕方ありません。
今回は接種は諦めてそのまま眼科の方に向かったところ、捨てる神あれば拾う神ありとでも言いえばいいのでしょうか。
その眼科が入っているビルにちょうど良く予防接種を打てる院が入っているではありませんか。
目まぐるしく変わる状況を少し面白く思いつつ、眼科の診察が終わってから空いていたら打っていこう、と決意してとりあえず眼科に急ぎました。
受付10分前に到着できたのですが、既に数人並んでいる状況でした。
時間が掛かるかなと思いながらも、開院して中に入って見るとたくさんのスタッフがいらっしゃってびっくりしました。
お世辞にもそこまで広い院では無かったのですがその場所にいたら訳がすぐ分かりました。
私を担当してくれた方のスムーズさや的確な情報提供、今の私の目の見え方などの説明の細かいところまでちゃんと行き届いている感じがしたので、ノンストレスで診察までの時間を過ごすことができました。
最近では年齢による緑内障の検査もできていなかったので、それもここでならお任せしてもいいという気持ちになりました。
実は数年前に一度緑内障の疑いがあるということで検査を受けたことがあるのですが、その時は明確な診断はされず不安だけが残ってしまったので、別のところでセカンドオピニオンとして再検査を受けに行きました。
そこで問題なしとの診断をもらえましたが、その時の検査の記憶があったので、今回も視野検査に入る時はちょっと緊張していました。
ですが今回の病院では丁寧な説明があり視野検査をするにあたり、知っておくべき情報を事細かに教えてもらえたので緊張もほぐれて自然体で臨むことができました。
そして、一番嬉しかったのは今回の来院のメインテーマでもあったコンタクトの購入です。
ここでは処方箋を出してもらって販売店で購入というスタイルだったのですが、他の選択肢としてネットでも購入できる処方箋も出して貰えました。
今までのところは当日行ってもその場ではコンタクトが購入できず、取り寄せの郵送か事前に連絡しておいて取り寄せしてもらってからの通院という流れなので色々とこちらからお願いをしなければならないことが結構負担だったのです。
しかも3ヶ月分しか購入できないのとその時に必ず健診も受けなければならないので貴重な休日が半日取られます。
それが解消できただけでも凄く助かるのです。
私としては痒いところに手が届いて尚且つ安心を頂ける病院とご縁が繋がったことが本当にありがたいことだと思いました。
さてさて、最終的にどうなったかは最後にお話するとしまして、そろそろテーマに移らないといけないと焦る気持ちが募ってきました(笑)
本日は、身体の使い方が皆様のヒントになればと思い、私の身体の内側のイメージを言葉にして綴ってみました。
それでは本日のテーマ『身体の使い方(内側のイメージ)』にいってみましょう!!
まずは皆様に説明しなければならないことがあります。
これからお話することは私のイメージをそのまま言葉にしたものです。
イメージがわかりにくい部分もあるかと思いますが、わからない部分は今はわからなくてもいいと思っています。大丈夫です。
この先でわかることもあれば、感覚的に違うと感じる部分もあると思っています。
例えるなら同じ映画を見ても感じ方や感想が人それぞれ違う、というのと同じような感じです。
それでも共通認識の言葉として「意識」「預ける」「踏む」「梁を立てる」「力を抜く」等を使ってきました。
今までブログを読み進めて頂いた方ならこれらの言葉でどう身体をイメージするかはわかって頂けていると思うのですが、ここではもう少し感覚的に身体を「通す」や意識を「循環させる」等、より抽象的でイメージが先行した言葉を使っていきます。
それは過去に私が声の仕事やお芝居をしていたからこそ、そういう感覚が根付いたのかもしれません。
声自体は物理的な行動によって発せられますが、ではその声はどうやって生成されて発せられるか、ということです。
「気持ち」というイメージを声に乗せて言葉を発している訳です。
そこには自身の感情を無意識のうちに乗せて発しているかもしれません。
楽しい気持ちであれば明るい声
悲しい気持ちなら暗い声
というように表現されていきます。
またその中で楽しい気持ちの表現が表に出しづらい人は少し暗くなったり、悲しい気持ちを見せたくない人はいつもより明るい声になったりして感情は表現されているのです。
ですがこれらは自分の意識とは無関係に表現されていることが多く、いざこれを意識的にコントロールしようとするとなかなか簡単には上手くいかない訳です。
それを上手くコントロールしているのが、声優や俳優、ナレーターのお仕事なのです。
感情のコントロールはイメージがとても大事です。
例えば泣くお芝居をするとなると何かきっかけが必要です。
以前バラエティ番組で俳優の須賀健太さんが目の前で芸人のキンタローさんが面白いことをしている中1分で泣けるかどうかを検証するコーナーがありました。
彼はきっちり1分もたたずに目から大粒の泪を流していました。
目の前でキンタローさんの「トゥームレイダー!」(ララクロフト役アンジェリーナジョリー)を見せられたら普通は集中なんて出来ません。
それでも須賀さんは「泣く」という行動のイメージの紐付けとしてキンタローさんが仕事としてこの場面でこの役をしなければいけない立場を考えて泣いたそうです。
過去の悲しい場面をイメージするのではなく現在進行形で行われてることに対してイメージを付与して感情をコントロールしたのです。
改めて俳優という職業の凄さを感じました。
ここまでイメージによって身体が動かされるということをお話させて頂きました。
なぜこのようなことをお話するかと言いますと、「身体を動かすにはまずはイメージが大切」だからです。
もちろん動機があって身体は動いているのですからあたり前だと思うのですが、例えばストレッチや筋トレ等、皆様はどのようにして身体を動かしていますでしょうか。
まずは誰かが行っている姿や行動を見て真似をして動かしていると思います。
どうでしょう。
それでは先程話をしたイメージから身体を動かしていますでしょうか。
そうなのです。
このイメージが先行して身体を動かしていない事に私は着目しているのです。
というのも以前私がボイストレーニングを受けていた時の事の話になるのですが、ボイストレーニングをしていると必ず耳にするのが「腹式呼吸」というワードです。
読んで字の如くお腹を使って呼吸を促す呼吸法ですが、つまり声を出すという行為に対してお腹を使った方が表現をするのには都合が良いため腹式呼吸が使われています。
その「都合がいい」というのは感情のコントロールがし易いからだと私は思っています。
そもそも胸式でも腹式でも感情が表現できていればどちらでも良いと思います。
実際俳優や歌手の方でも胸式呼吸で表現されている方はいらっしゃいます。
ですがこの胸式だと感性等、人一倍感覚が鋭くないと表現の幅が狭くなってしまうのではないのかというのが私の見解です。
しかも喉を痛め易い傾向にもあるように感じています。
喉を壊してしまっては表現が更に難しくなってしますので、それは避けたいところです。
さて、お待たせしましたここからが話の本筋です。
私の身体の使い方の内側のイメージです。
まずは丹田に意識を置きます。
身体全体で地上に預けるのではなく、丹田のところから地上の面に対して預けます。
今度は『スプリットステップと丹田の意識』でお話したように地上を踏みます。
蹴るというよりは預けて踏む感じです。
踏んだことによって地面半力が身体全体に掛かって身体を持ち上げようとするので『身体に梁を立てる』で背骨を使って上半身を積み上げていくように『背中を作る -②-』のようなイメージで背中を意識していきます。
そこで上半身(特に前側)は持ち上がった状態になるので、掌は外を向けるようなイメージを持って背中に意識を保ちつつ、更に背中の力を抜くことを意識して上半身を丹田の意識の位置へ置くようにします。
結果として『ややトレ⑨ -身体に梁を立てる-』のような身体の動かし方になります。
この動かし方をする事によってエネルギーを身体の中で循環させるようなイメージです。
重心の位置は身体を動かす事によって持ち上がったり前方に来たりとキープするのが難しいです。
ここでは敢えて重心の位置と表現しますが必ずしも丹田の位置が重心という訳ではありません。
重心の位置を安定させられないと身体を内側から使うということが困難になり、筋肉を外側から内側に押さえ付けてしまうようになり呼吸が浅い状態でしか身体を使えないと私は考えています。
昔、腹式呼吸を頑張って会得しようと試みても上手くいかなかったのには、こういった要因があったと思っているのです。
上の画像の書籍は身体の内側のことをイメージで動かすというようなものだと解釈しているのですが、書籍を手に入れた当時はチンプンカンプンでできているのかどうかわかりませんでした。
今でも書かれていることを再現できているか定かではありませんが、正解を見出すには常に自分の中で反復するしかないとも書かれていますので結局は自分の感覚を信じて進むしか道は無さそうです。
ここまで長々と書き連ねて来ましたが、結局のところイメージとは自分の中にしか存在しないという事です。
ですので私のイメージした中からご自分の感覚に使えるものがあればそれをヒントにしてイメージを捕まえて、身体の使い方に活かしてもらえればと願っております。
ここまで読み進めて頂きありがとうございました。
本日のテーマ『身体の使い方(内側のイメージ)』は以上になります。
お疲れ様でした。
さてさて、憶えていらっしゃいますでしょうか。
冒頭でお話をさせて頂いた顛末をお届けします。
眼科での診察の後、インフルエンザの予防接種、携帯の電池交換、今度計画している聖地巡礼のための電車の切符の購入という数々のミッションをこなしつつ、合間を縫って秋の紅葉を感じるために公園で写真撮影をして本日のご褒美として行きつけのラーメン屋さんでラーメン食べて…家路に着いてしまいました。
そして家に着いて気づきました。
年賀状を買い忘れたことに。
年賀状を買い忘れたことは、そんなに重要なことではありません。
ここで皆様に身体の使い方についてのお話が出来て何かのお役に立てたなら幸いです。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何か分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
本日の癒し画像
今年の小さい秋見っけ