自分らしい健康とお酒の関わり方

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

茹だるような暑さが続いたままお盆も過ぎて、まだまだ衰え知らずのこの暑さを「残暑」と表現するのは今年も難しそうですね。
この暑さは再び昨年のように10月まで続いてしまうのでしょうか。

暑いとどうしても冷たいものが飲みたくなってしまいますね。
朝は大体汗をかいた状態で起きるのでそんな気持ちが強くなりがちですが、身体のために、とまずは必ず白湯の一杯から1日を始めています。
私は仕事で帰宅時間が遅くなることが多く、夕飯のタイミングも遅いので朝は少しでも胃腸を労りたいという気持ちからも冷たいものは避けています。

ただ、それだけが理由ではありません。
私は昔から胃腸が強い方ではないので普段の食生活でも乳製品や乳酸菌などの飲料や食材を意識したり、それに合わせて胃腸を温めたり、積極的に胃腸に優しい選択をするように心がけているため、
よく腹痛に見舞われていた学生時代と比較すると、今は胃腸で困ることが無くなりました。

胃腸の健康管理の意識として食べる時間が遅い分、体内に食べ物を維持している時間の管理も意識しています。

読んだ書籍の中に、16時間空腹な時間を作ると健康に良いと書かれていたものがありました。
『空腹こそ最強のクスリ』|青木厚著

とは言え普段の生活で16時間空けるというのはなかなか難しさもありますので書籍の内容をベースに、平日は12時間を目安にして、休みの日で空けられる時に16時間というように少し緩やかな設定で実践していますが、それでも私にとっては効果があるような感じがしています。

このリズムのおかげもあるのか普段特に食事制限を設けたことはありません。
これらは以前『内から身体を整える』にてご紹介させて頂いたこともあるので詳しくはそちらの記事を読んで頂ければと思います。


さて、今回のテーマは先日友達と食事をした時にふと気になったことです。
友達は普段からお酒は飲んでいないようなのですが、友達のパートナーは毎日のように晩酌をしていると聞いてビビッときました。

「毎日の晩酌」や「ストレス解消のため」「身体は辛いけど精神的には癒される」など、お酒を飲むにはそれなりに理由があるんですよね。

昔からことわざで「酒は百薬の長」と言われています。
私はこのことわざを聞くといつも養命酒を思い浮かべてしまいます。

そうすると適度な酒量とはどれくらいを指すのだろう、とネットで調べてみると例えばコップ一杯などという検索結果が出てくる訳です。
こんな量だと焼け石に水でただの呼び水にしかなってないのではないでしょうか。

お酒を飲むこと自体で幸せを感じることもあれば、あるいはお酒の席で誰かと過ごすことで楽しく感じたり、またそれが誰なのかによって楽しさが変わってくることもありますね。
そんな色々な現象や疑問を私なりの経験と書籍などから得た知識からご紹介します。

それでは本日のテーマ『自分らしい健康とお酒の関わり方』にいってみましょう!



その場の空気や、美味しい肴が目の前にあったらそれに合ったお酒を飲みたくなります。
お酒は私にとって一種の人生のスパイスです。

お酒がなくても生活はできますが、あった方が楽しさが倍増します。
ご飯をより美味しいと感じたり、お酒が入ったことで開放的になって話しやすくなったり効果は人それぞれです。

ですがその楽しい時間が長くなってくると必然的にお酒の量も多くなり飲んだ後が辛い時もあります。
ただ眠気が襲うだけならいいのですが、頭が痛くなったり、時には気分が悪くなることもあったり・・・。
俗に言う二日酔いというものです。

私は最近は気持ち悪くなることは無くなりましたが頭が痛くなることはあります。

この二日酔いのメカニズムは未だにはっきりとした研究結果は出ていないようですが、その予防としてアルコールの適量や飲み方について示されていましたのでご紹介します。

・1日20gのアルコール(ビール500ml、お酒1合、ワイン2〜3杯)
・飲んだ量×1.1の水を飲む
・空腹時に飲まない
・チーズやドレッシングに油を使ったサラダを一緒に食べる

昔牛乳を飲むと胃に膜を作ると聞いたことがあったのですが、このチーズや油を使ったサラダのことを指しているのではと思いました。


”こういったモノを先に摂取することで胃の出口となる幽門が締まり胃におけるアルコールの滞留時間を長くする効果があるようで血中にアルコールがすぐ流れ込まない効果があるのだろう。
これは空腹時にお酒を飲まないことと似ていて、空腹時は血中にアルコールが流れこみやすくなるみたい。

さてこれらを踏まえてお酒を楽しむのであればまずは食事をしっかり済ませたあとジョッキ一杯のビールを飲み、飲んだあとペットボトルの水を一本強飲めば完璧なのだろう。
だけどこの飲み方だとビール一杯目のあの「プハー!」は味わえなくなりそうだ(笑)

もう少しお酒を飲むためのリスクを挙げるなら癌になりやすかったり胃酸逆流や肥満、免疫力の低下、依存症と色々リスクがあり、お酒を飲むことを躊躇う言葉を並べてしまいそうになるが私は言いたい。
もしもお酒を飲まないとストレスが溜まるなら絶対に飲むべきだと思う。
それは一つの希望といいますか飲むことで自律神経に影響があり、ことによってはいい方向にいくケースもあるからだ。
それは幸せホルモンであるセロトニンが出て副交感神経が優位に働くということ。”

名医が教える 飲酒の化学』|葉石かおり著


私はこの文章を見た時思いました。

飲んでストレスを発散できている方はこのセロトニンが多く分泌されているのだろうと。
身体にとってはマイナスな部分も多いようですが精神面にはプラスに働いているからです。

この部分が今回のテーマの重要な部分です。

私は整体師として身体に触れるお仕事をさせてもらっているからこそ、この精神面はとても大切だと思っています。
確かに触っているところに変化が表れて身体は楽になっていると思うのですが、整体を受けることで気持ち的にもリラックスしてセロトニンが分泌され身体の内側から緩んでいるとも考えているからです。
この効果が同じようにお酒の効果にも変換できると思っています。

もちろん飲み過ぎはいけません。
ですが適度なお酒は上手に身体をリラックスさせてくれるのです。

本日のテーマ『自分らしい健康とお酒との関わり方』は以上になります。

先ほどの話に少し補足があるのですが、実はセロトニンの分泌と合わせてドーパミンも一緒に分泌されているようです。
この二つはやじろべえの関係にあるようでどちらが優位になるかはシュチュエーションによるところが大きそうです。

お酒をゆっくりと嗜む姿勢であれば、どうやらセロトニンの分泌を優位にしてくれそうです。
それには誰とどんな場所で飲むかということが重要になりそうですね。


あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何か分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。


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