内から身体を整える

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

2月3日は節分でしたね。
皆様は毎年節分の日に何か行事にまつわる行動をしますか?



私は実家暮らしの頃を思い出しますと、中学生の頃に母親が突然「恵方巻を食べよう」と言い出してからは、豆まきより恵方巻を食べることが主流になり、
それも、毎年決まってと言うよりは気が向いたらというような緩い感じの取り組みでした。

東京に出てきてコンビニでバイトを始めるようになってからは行事に目覚めたと言いますか、コンビニ業界が行事に絡めて商品展開をすることが多かったので、自然と率先して取り組んでいたように思います。

節目に行事をすることで季節感を感じることが出来る。
これが心の豊かさに繋がると感じてからはいつの間にか習慣化していました。


少し節分のことを調べてみたのですが、中世の陰陽道では年越しに当たる節分の夜には一年の中で陰から陽へと秩序が最も変わりやすく、鬼や魔物達が出現しやすいと考えられ、それを払うために豆を撒いてたという一文を目にすると「恵方巻で大丈夫?」と思ってしまいます。
神事に使う五穀で一番効果の高いのは米のようですから、それを体内に取り入れるという意味では恵方巻も行事としては成立しているのかなと自分に言い聞かせます。

行事を達成するために一応大豆も撒きますが、床に触れてもいいようにと個包装された物を使用しています。
効果の程はどうか分かりませんが、行事を成立させるためにあまり堅く考えないようにしています(笑)



本日は、健康について私が普段意識していることをお話します。
テーマは『内から身体を整える』です。

身体を動かしたりどこかに意識を集中したりというセルフケアでは無いのですが、思考をお伝えすることもセルフケアの一環として必要と考えています。


前回「体験レポート -野球(バッティング編)①-」でもお伝えした適度な運動、適度な食生活、適度な睡眠に少し関わってくるのですが、本日はその3つの要素の中の「適度な食生活」に的を絞ってお話していきます。

今の時代に生きている私達には当たり前とされている「1日3食」という食生活ですが、健康を維持するためにはこのリズムを崩す必要があると私は考えています。
というのも1日3食食べて生活をしているとどうしても体内に食べ物、もしくは消化して少しずつ排泄物へと変化している状態の物を胃もしくは腸内に滞在させている状態を作ってしまうのです。それは身体にとってどうなのでしょうか。
この状態ではまず内臓が休まる時間がありません。

このように疑問を持つようになったのは、健康診断を受けるため「水分以外は食べ物を摂らないように12時間は空けて下さい」という皆様もご存知の行動をとった時に実感した身体の軽さがきっかけです。

胃に空腹感を感じる時間が長いと結構辛いのですが、それを過ぎると不思議なことに空腹感も収まり身体が動きやすいと感じられるようになったのです。
最初は何気なく思っていただけでしたが、年を重ねるに従って毎回感じる身体の軽さと巷でよく耳にするようになった「ファスティング」(「断食」の英訳。消化器官を休めるために一定期間食事を摂らない行為のこと)という言葉からこの空腹感が収まった後の身体の状態はどういうことなのかと関心が湧いてきて、少しずつ調べるようになりました。

まずはそもそも食事をすること自体、体力を消耗するということです。
食べることは身体を回復させることだと思っていたのにむしろ体力を使うのかと驚きました。

このことが分かってからは整体を受けた後に説明をする話にも変化が生まれました。
整体を受ける前と後の食事に一時間空けて下さい、というところでの補足説明にも今では活かされています。

整体を受けた後は全身の血行が良くなっているのでその後すぐに食事をすることは効果として勿体無いです。
ここでの説明を過剰にするわけでは無いのですが、食べることは運動をするのと同じぐらい内臓が活発に働いているということをお伝えしたいのです。
食べている時は空腹が満たされていくのでその満足感に気を取られてしまい、内臓が頑張って働いてくれてることに気がつかないんですよね。


次に胃や腸に食べ物が入ってくることで活性酸素が生まれやすくなります。
この活性酸素は身体を錆びさせる原因にもなるので避けたいところですが、食べることだけではなくストレスや紫外線等も発生の要因になるようですから例え食べる回数を減らしたからといって活性酸素の量を減らせるとは限らないようです。

そして最後に青木厚医学博士の提唱している16時間断食の話はかなり興味深いです。
ここでは多くは語りませんがオートファジーの話は自分の身体が変化している様子に照らし合わせると納得してしまうことが多いように感じています。

ただ毎日空腹の状態を16時間というのは難しいので、休みの日に絡めて空腹時間を作るようにしています。
それだけでも身体の変化を感じることが出来るので、少しずつではありますが内臓を休ませることを意識しながら健康管理を行っています。
とりあえずは無理をしないということが大前提です。


ファスティングというとなんだか敷居が高く感じてしまうのですが、とりあえず半日を目標に始めると意外と出来てしまうものなんだなと実感しています。
皆様も無理のない範囲で試して身体の変化を実感してみてはいかがでしょうか。


本日のテーマ『内から身体を整える』は以上になります。

今回のポイントは「自分に無理のないところで始める」ということだと思います。
嫌だと思って始めるより自分の体の変化を楽しみながら行うことが大切です。
なぜならストレスを感じることは、身体を整えることと相反することだからです。

皆様にとって新たな発見や刺激になって身体の動かし方のヒントや健康のケアにお役立て頂ければと思います。

あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください



本日の癒やし画像




日没のこの色味が好きです。