身体の力を抜くためのコツ

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。


※集中したい時はラムネです(本編とは関係ありません)



自分は常に動いていないと落ち着かない性格のためか、最近整体の仕事をした後に久しぶりに友達と会ったり、ただ過ぎ行く日常とは違う忙しい毎日を過ごせていることを心地よいと感じています。

「お前はマグロか!」とセルフツッコみも忘れない・・・そんな自分を可愛いと思っても良いでしょうか(笑)

そんな風に気持ちは充実していても、やはり頑張りすぎは良くないと思い仕事のシフト調整も私なりに頑張っていたのですが、疲れた身体は正直で、体内がとうとう風邪を引いたような状態になりました。
鼻腔が乾き鼻の奥が一週間死んだようになってしまったのです。

ありがたいことに熱は平熱だったのでウィルス性の症状ではなかったと思います。
(体温を測っての自己判断でしたが)

このブログを読んでセルフケアを実践されている皆様も、少し他の人より身体が動かせるからといって、私のように無理をされないようお気をつけ下さい。

身体は力を使おうとする時、大抵まずは力を入れようとしてしまいます。
特に昔の私(声の仕事をしていた頃)は、常にお腹を意識していました。

自覚としては身体の中から使うイメージを持ってはいたものの、喋れば喋る程無意識に身体に力が入っていきます。
それでも身体にエネルギーが満ちている感覚だったのでその身体の使い方は間違っていないと思いました。

ですが声の大きさを抑えた時、思うような声は出ることなく喉で詰まっているような感じになってしまうのです。
身体の使い方を分析すると、丹田への力は溜まっていったのかもしれませんがそれ以上に身体の力を抜くことができずただただ胸郭や腹筋に力を入れて声を押し出すようなものだったのかもしれません。

つまり下半身や丹田の力を上手く利用できずに、上半身の力のみで声を出していたように思います。

そんな体験を踏まえまして、本日は『身体の力を抜くためのコツ』をテーマにお届けいたします。



最近、自分の身体を使っていて感じることがあります。
それは、身体の力を抜くことができれば丹田の力は自動的に使える、ということです。

丹田の意識は、意識という力を高めるものでもなく身体の置き所をしっかりと把握して身体の力を抜くことで力を発揮するという流れが最も重要です。

昔の私のように、お腹に意識を持ちすぎていたら少しずつ力を抜きにくくなっていき、いつの間にか力が入って10のうちの1を使うことができず、5の状態までしか力を抜けなくなってしまうからです。

大切なのは身体の置き所と力の抜き方です。


身体を使う手順としては当ブログのバックナンバーの

『スプリットステップと丹田の意識』
『身体に梁を立てる』

を参考にしてもらうといいでしょう。

この身体を使う感覚、身体の位置エネルギーを手順通り感じてもらえたら、そこに加えるのは身体の丹田の意識(身体の置き所)からの力を抜くことです。
手順の中に力を抜くことは書いているのですが、まずは身体の流れと身体の置き所を手順通りに行うことで、より「身体の力を抜く」ということが理解しやすくなります。

そしてここまできて力を抜くポイントとして重要なのが「背中」になります。
背中は丹田の意識を自動的に行ってくれる唯一のトリガーと感じています。
それぐらい背中の力を抜くことは重要で、その身体の抜き具合と身体を積み上げられているか、この二つがポイントになります。

ここの積み上げ方は「背中を作るシリーズ」連載記事の

『背中を作る①』
『背中を作る②』
『背中を作る③』

を参考にしてもらうといいでしょう。

身体の力を抜くためのコツは以上になります。

本日のテーマは、私の前職(声の仕事)の経験からの流れで持ってきましたが、身体の力を抜くということは、どのお仕事であったとしても重要なポイントになります。
自分のパフォーマンスを十分に発揮するために、力を抜くことは重要です。
是非とも自分の中に取り入れて最高のパフォーマンスを発揮していきましょう。

あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何か分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。


本日の癒し画像 


推し活を完遂した愉悦の時
(壁画はイラストレーターさいとうなおき先生の作品です)