自分の基(もと)

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

最近、昔の友達に会う機会が多くなりました。
相手側から連絡を頂いて久しぶりに食事をしたり、プライベートでの施術をしたりときっかけは様々です。



コロナが流行してから人と会うことを極力避けていたので、久々に友達と会えるのは嬉しい限りです。

同じ釜の飯を食べた仲なのに、当時どんな風に思って行動していたとかお互いにあまり話したことがなかったので、その答え合わせはやけに盛り上がりました。
その後も近況報告や仕事の話をしている中で、友達の「どの仕事も中途半端」というワードが印象に残りました。

もちろん仕事が順調に進むことばかりでないのは分かっています。
しかし友達は難しいなりにもがき、でも前へ進めず、結果的に今は足踏みしている段階というだけなのに、それは自分に対して少し冷たい言葉のように感じてしまったのです。

もしかしたら中途半端と自分にレッテルを貼って自分の能力はこんなものだと決めつけて、そのままでいるのが楽なのかもしれません。
ただこのままの状態は非常に勿体無いです。

こういう時は今後の自分の可能性を踏まえて、今のありのままの自分を受け入れることが一番大切です。
その上で何が出来ていないかをしっかりと自己分析する必要があります。

出来ていないままの状況をただ悩んでいても1ミリも先には進みません。
自分では色々と前に進めるように考えているのかもしれませんが、そういう場合結局何の案も浮かばずズルズルと現状を続けてることが多いのです。

このような友達の一言から、本日は自分のしてきたことを「中途半端」と片付けてしまうのではなく、自分自身の性格を踏まえて上手に先に進むためのコツをテーマにしようと思いました。
この考え方は身体の使い方を考える上でも非常に役に立つ要素でもあると考えています。

それでは早速本日のテーマ『自分の基(もと)』にいってみましょう!



考え方はいつもシンプルです。
今回のテーマに対しては3つのプロセスを用意しました。


① 現状の自分を受け入れる
冒頭で既にお伝えしたように、まずは自分を受け入れることです。
出来ていないなら出来ていない自分をまずは素直に受け入れるのです。

先へ進まない人の特徴として、プライドが邪魔をして、出来ていない自分を認めず上ばかりを見ている傾向にあります。
出来ている人、成功している人の良いところばかりを見て結局は自分を見ていないのです。

背伸びをする必要は全然ありません。
出来ていない自分を受け入れる気持ちがあれば、必ず次へ進むきっかけが掴めるのです。


② 楽しいと感じることを手がかりにする
誰しも仕事で苦手な部分は必ずあると思います。
私も基本的に苦手と感じることが多いです。

周りにはどうやら何でもそつなくこなしているように見えているようですが、人一倍周りのことが気になる質なので緊張しやすいのです。
それを解消するために気になったことはすぐに調べて自分を落ち着かせたりしています。

分からないままの時は急に視野が狭くなって思考が止まってしまいます。
そんな時にはどうするか。

分かっている人に素直に聞けばいいと思います。
分からないことは決して恥なんかじゃありません。

プロセスとして「楽しい」と提示しましたが、ここは「興味を感じる」に置き換えても良いです。
興味を持ったものは自己の行動の動機づけとしては楽しいと感じた時と同等になりえるからです。

ただ楽しいという感情も興味も持てなかったものは、逆に先に進むのは難しいと思いますので最初のインスピレーションを大切にして下さい。

逆に楽しかったことが色々な軋轢によって楽しくなくなることはあります。
この場合は①に戻る必要があります。

何が楽しくなくなったのか?
大抵の場合、壁を感じた時だと思います。

その場合は次の③に進むことをお勧めします。


③ アウトプットする 
行動に対して成果は等しくプラスに現れるとは限りません。
ことによってはマイナスになることだってありえます。

それでもトライアンドエラーを繰り返さないことには先へ進むことは出来ません。
もしも今の自分の憧れの対象がいたならば、その方もそこに行き着くまでに必ずたくさんのトライアンドエラーを繰り返したはずです。

成功している部分は美しく華々しく見えるものです。
ですがその陰で誰もが泥臭く努力していることは明らかでしょう。

昔エジソンのこんな言葉をよく耳にしました。
「失敗は成功のもと」
この言葉は当事者が掲げた言葉であって、何も行ってない人にとっては結局はエジソンの成功した部分しか目に映っていないと思います。

白熱球や蓄音機など、当時にしてみれば世紀の大発明です。
でもそこに行き着くまでの過程がどれほどなのか私達は知りません。

ことによっては「エジソンだから発明できたのだ」と思っている人もいるでしょう。

でもそれは違います。
誰にでも等しく可能性はあるのです。

その可能性の一歩を踏み出すか踏み出さないかはあなた自身の気持ち次第です。

「行動したくても私には無理」と思っていること自体がナンセンスです。
「とりあえずやってみよう」の精神で行動してみましょう。

本日のテーマ『自分の基(もと)』は以上になります。



周りの環境によってはなかなか思い通りの行動が出来ないこともあるかもしれません。
ですが自由になるべきところは行動よりも考え方にあると思います。

そう踏まえると、技術的なことを鍛えるにはまず思考を鍛えることが最も重要で、技術を活かすには最短の方法かもしれません。
自分の可能性を少しずつ増やして自分への効果・実感へと繋げてもらえると嬉しいです。



あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何か分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。


本日の癒し画像 



進化する新宿