取り組み方のヒント③ -心技体-

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

さて前回の『身体のケアのヒント①』はいかがだったでしょうか。
前回は、私が普段から日常的に使っているケア方法を紹介させていただきました。

風邪の症状は未病の段階で気づけないと対処できないので、常日頃からご自身の身体の状態を把握しておくことが一番大切です。
今後も皆様が自分自身の身体に詳しくなるためのヒントをお伝えしていきますので是非参考にしてください。

未病・・・発症には至らないものの軽い症状がある状態

「思うこと」の重要性

今日は『取り組み方のヒント③ -心技体-』と題してお話をしていきたいと思います。

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こちらは私の書道の先生である竹内誠通先生に書いていただいた作品です。

心技体


武道をされている人はよく目にする言葉だと思います。
この三つの要素が揃って初めて力を発揮できるという定義です。

私はこの三要素は三竦みの関係にあると考え
自分の身体の持つ力を最大限使い切るための基礎になる型(フォーム)を考えて繰り返し実践してきました。

今まで紹介させて頂いたヒント達がその集大成なのです。

今回は更にもう一つ追加したい要素があります。
それは「思うこと」です。
これはイメージと似ているかもしれません。
ですがイメージは少し比喩表現に近い部分もあります。

例えば、呼吸の「この型をしましょう」と伝えたとします。
そう言われると皆さん「型」そのもののことを思いますよね。

しかしこの場合、型そのものに囚われず「柔らかさ」であったり「どこまでも大きく膨らむ」といったイメージを思い浮かべて欲しいのです。
「思うこと」で必ずその言葉の引力に引っ張られ効果が増していきます。
暗示と言い換えてもいいかもしれません


そしてこの「思うこと」は常に変化します。
ですから外敵からのストレスを受けやすいので、ストレスで身体を固めてしまうわけです。

あなたの背中は固まってませんか?

一度固まった筋肉は何かの作用を与えてあげないと緩みにくいものです。
自然に緩むには時間がかかります。
緩ませるためにストレッチなり、その部分を摩ったりしますよね。

このストレッチですが、誰かに教わった時
「緩むイメージを持って下さい」と言われたことがありませんか?

あれは実はとても理にかなった言い方なのです。
「伸びる」とか「柔らかい」と思うことで、鍵の掛かった筋肉目掛けて脳から信号が出て、筋肉を解錠するわけです。

もちろんストレッチの仕方でも伸び方に差は出ますが、この筋肉に対して「思うこと」をしないで他の事を考えながらストレッチをした場合、かなり効果が薄いものになってしまいます。
少しの時間でいいので、その筋肉に対して集中してあげて下さい。
この行動が、自分を知ること、感じることに繋がるのです。

この思う部分、心(マインド)は常に体と表裏一体になっていると考える必要があります。
つまり何も思わず基礎の型だけをただやるだけでは身につかないということです。

別の角度からの「思う」の実践として
もし今日ご飯を手作りする人がいましたら是非やってみて欲しいことがあります。
美味しいと思ってご飯を作って下さい。
とりあえず私を信じて「思う」だけでいいのでやってみて下さい。
もしのその料理を食べてくれる人がいたら、その人のことも思って作ってみて下さい。

必ずその料理は美味しくなります。
でも料理は数学的要素もあるので調味料の配分には気をつけて味付けして下さいね(笑)

本日お伝えしたいことは「思うこと」がとても大切ということです。
誰にでも簡単に実践できますので、是非試して実感して下さい。


本日は最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。

何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください