緊張と緩和
こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。
前回の『身体の使い方について』はいかがでしたでしょうか。
「身体の重みを均等に感じる」と言葉で表現するのは簡単ですが、それを体現するのは簡単なことではありません。
頭でイメージして、いざ身体にアウトプットしようとしてもなかなか上手くいかずイライラしてしまうこともあるかもしれません。
そんな風に身体を思い通りに動かせない時、私は気分転換の為に頭を空っぽにして笑える動画を見るようにしています。
最近ハマっているのは『太田上田』というバラエティー番組です。
この番組は見ているだけでついつい笑ってしまうのですが、爆笑問題の太田さんに対してくりぃむしちゅーの上田さんのツッコミが本当に面白く、それもただ面白いだけではなく、太田さんのどんなボケに対しても必ず拾って笑いに変える凄さも感じられる番組なのです。こんな風に見ているのは私だけかもしれませんが(笑)
(余談になりますので、これについてはまたブログの最後に書かせていただきます)
少し話は逸れましたが、何かに行き詰まってしまった時「自分をリセットできる」コンテンツがあると便利だと思いご紹介させて頂きました。
今回この笑いの話題に触れたのにも少し理由があります。本日のお話のテーマである「緊張と緩和」について何かサムネイルなどのヒントになるものがないか探していたところ、落語家の2代目桂枝雀さんの「緊張の緩和」という動画を見つけました。
その動画の中で枝雀さんは笑いが起きるための緊張の緩和を自分なりに分析されて、ご自身の寄席の演目選びや演目作りに生かしておられました。
笑いの緊張の緩和と整体のそれとは少し違いはありますが、整体においても身体を正しく感じるには「緊張と緩和」が必要です。
身体の筋肉を、緊張させてから緩和させる流れを作ることで毛細血管の方まで血液を行き渡らせることが出来、身体の感覚が研ぎ澄まされはっきりとしたものになります。
逆にただ筋肉を緩和させたままの状態で感じようとしても、感覚がぼやけてしまって上手くいきません。
数字で置き換えるなら
ただの緩和だと「0」
緊張させてからの緩和だと先に”緊張”という準備運動をした分で「1」
となります。
そして前回の『身体の使い方について』で紹介させて頂いた「身体の重みを均等に感じる」にも繋がるのですが、均等に感じるための筋肉の状態はこの「1」を目指すことです。
ここが身体を使う上でのスタートラインです。
日頃から健康のために歩いたり身体を動かしたりしましょうとお伝えしているのはすべて身体をこの「1」に持っていくための準備に他なりません。
では実際どのように身体に反映させていくかがポイントになってくるわけですが、それは以下の3つのポイントを押さえていくことにあります。
①丹田の意識
②筋肉を緊張させて脱力する(緊張と緩和)
③身体へのイメージ
①の「丹田の意識」は今までにも触れていたところなので、初めてこちらを見られた方は当ブログで紹介しているセルフケアの記事『呼吸のヒント-丹田①-』からチェックしてみてください。
②の「筋肉を緊張させて脱力させる」は読んで字の如くなのですが、意識したい部位力を入れて、そこから脱力することです。
③の「身体へのイメージ」ですが、これは人それぞれ捉え方が違うので言葉でお伝えするのは難しいのですが、私の場合を例としてお伝えするとすれば意識したい部位を水など柔らかいものをイメージすると良いでしょう。私は身体全体を水と捉え常に変化できるイメージを持つようにしています。
身体を「1」の状態にしてから、呼吸をさらに深く繋げたり、声を出したり、運動をしたり、ストレッチをしたりと身体を使いやすい方向に持っていきましょう。今日の『緊張と緩和』は以上になります。
次回からは緊張と緩和を使って下肢へのイメージの仕方をご紹介します。
最後に、冒頭の『太田上田』の話で書き切れなかったことに少し触れさせてください。
ゲストの方が太田さんに上手くツッコめずタジタジになるところも面白いのですが、その場面を見る度、太田さんに対しての上田さんのツッコミは秀逸なんだなと感じてしまいます。太田さんに対しての上田さんの笑いの愛があるからこそ、あのようなツッコミができるのかなと感じて心が温まったりもします。
私の身体をニュートラルにするには、心温まることに触れることも必要な要素なんです。
余談でした(笑)
よろしければまた見に来てください。
私のセルフケアからヒントになることがございましたら、是非取り入れてご自身の身体に活かして頂ければ幸いです。
本日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
大晦日の朝日を浴びながらの出勤中撮影した画像です。(本文とは関係ありません)