朝のルーティーン
こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。
前回の『お仕事日誌①患者様から学ぶこと』はいかがでしたでしょうか。
患者様を施術しているので”与え手”(患者様に施術効果をもたらす)として思われているかもしれませんが、患者様との会話や身体を通して感じる筋肉の変化など施術者として学ばせて頂いていることはたくさんあります。
私が良い施術を行えたと思えるのは、施術を通して患者様の身体だけでなく、結果として施術する側にも施術効果が現れ患者様と施術者が共に身体が緩む良い状態になれた時です。これは施術をする上で常に私が目指していることです。
施術は力任せに押すことが正解ではありません。
施術後、感謝の言葉を頂けるのは嬉しいのですが、私自身の身体も丹田を軸に施術と呼吸を合わせられて良い感じでリラックスできているので、本当はこちらこそありがとうございますと言いたい気持ちなのです。
今日は丹田の意識から、身体を整えるための少し変わったアプローチをご紹介します。
これは私が朝実際に行っているルーティーンです。
やり方は至ってシンプルです。
できれば出勤中など隙間時間を使って行うのがお勧めです。
まずは丹田に意識を持っていきます。
その状態で自分自身の心揺さぶられる(今までに感動した)音楽を聴きます。
自分の感情を動かしてくれる音楽であればどんなジャンルでも結構です。
ちなみに私が今聞いているのは、
ショパンの「マズルカ」「ポロネーズ」です。
私の経験上mp3音源だと音の立体感が物足りないような気がするので
可能であれば音源そのままで聴くのがおすすめです。
基本聴く時は何も考えません。
感じたままに音を身体に染み込ませます。
気持ちに変化が出てきたならそのままの状態で大丈夫です。
そこから息をゆっくり吐きます。
ただ吐くというより丹田に意識を集めるように息を吐いていく感じです。
意識としては息を吐こうとしすぎない方がいいですね。
ここからが一番大切な部分になるのですが、息を少しずつ吐いていくとお腹の中の内側に力が入っていきそうになるのでそこを柔らかく保つイメージを持つようにします。
息を吐いているとどうしてもこのお腹の中の内側を固くしがちになります。
そうなってくると今度は身体の表層の筋肉までも固めてしまう傾向にあります。
これは私個人の見解ですが、この状態になると息がしづらくなったり、声が出しづらくなったりしてしまうので、なるべく柔らかく保つイメージを忘れないようにしてください。
この呼吸と合わせて以前ブログでお伝えした『足を使って支える』を連動させれば身体をしっかりと支えられて深い呼吸に繋げられます。
深い呼吸が行えると身体を自然と使いやすい状態に持っていけるようになります。
胸やお腹の表層に力が入ってしまう場合は、一回脱力して丹田の意識から始めて下さいね。
毎日続けることは難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と時間を決めてこれをするとした方が習慣になり身体を自然と動かしたくなるようになっていくものです。
私は出勤中に行っているのでうまく習慣化できました。
よかったら是非お試し下さい。
これで本日の『朝のルーティーン』のお話は終了になります。
本日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
日暮里駅にて。
駅名のフォントを猫の耳や肉球や尻尾を使って表現しているのが可愛くて癒やされました。(本文とは関係ありません)