別視点から集中力を高める – ルーティーン④ –

こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

黒南風の季節皆様いかがお過ごしでしょうか。
昼夜の寒暖差もあり体調管理も大変な時季ですので、質の良い睡眠、バランスの良い食事、自分に合ったセルフケアを行って乗り切って行きましょう。

さて、今回のテーマは「別視点で集中力を高める」です。
前回の「丹田を呼吸から立ち上げる」に続いて、丹田を集中力から高めていくことが今回の内容となります。
普段から色々と試していると「集中力を高める」=「丹田が充実していること」であると実感します。

今回は久々に私のルーティーンをご紹介します。
内容は以前「文武両道 -ルーティーン③-」でご紹介した文字を書く方法と通じるところがあります。
自身の経験を通して、手先を上手に使えるようになると丹田はより高めやすいと実感しています。


本日行ってもらうことは絵を描くこと。
「模写」です。



ここで重要なのは時間を設定して模写することです。

時間は10分間。
模写する題材は自分が興味を持ったものにしましょう。


私の場合この課題は絵が上手くなりたいと思って始めたことがきっかけだったのですが、「対象物をしっかり見る」ということと「時間内に描き上げる」ということが集中力を高める要因となり、結果として本来の目的である絵の技術向上に繋がると共に、丹田に充実感が備わっていることに気づきました。

そう実感してからはこの方法を週一回程度ではありますが、丹田を鍛えるためのルーティーンに取り入れています。
絵の習熟にも繋がるので一石二鳥で私としてはかなりのお得感です。


剣豪の宮本武蔵はその著書である「五輪書」にて丹田という言葉では記していないものの、相手と戦う時の剣を構える姿勢の示し方は丹田を意識するというような内容の説明をしています。

文章を目にした時歴史好きな私は、武蔵も鍛錬のために書や水墨画を嗜んでいたのかもしれない、と想像せずにはいられませんでした。
その文章からも、筆の運びを体得することは身体の使い方を熟知することに繋がるのだと解釈しました。


皆様も実践して感じたものをセルフケアの一つとして取り入れてみるのはいかがでしょうか。

本日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。





本日の癒やし画像




ある日母親に元気を出してもらうために描いた一枚。(模写ではありませんが(笑))