丹田で支える本来の安定感 -身体を拮抗して使おう-

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こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。

最近季節の変わり目に変化を感じます。
毎年少しずつズレ始めている四季のタイミング。

私は昨年、桜が咲いている時に雪が降るという幻想的にも思える光景を目にしました。
私が春を感じるのは、気温よりも桜の咲くタイミングです。



落ち着かない気温の中桜は咲きましたがその後、春の終わりを告げるように雨が降り、それが少し早い梅雨入りかと思いきや、逆に梅雨入りの時期には雨はそれほど降ることもなく、そのまま暑い夏がやってきました。

桜は春を感じさせてくれましたが、さて、明確な春という季節をどれくらい感じられたかと問われればそれはあまりに短い期間のように思えました。

こんな風にだんだんとバランスが変化し、日本の四季が少しずつ変わりつつあるのは、残念でなりません。

それとは少し方向性が異なりますが、身体も歳を重ねるごとに少しずつ「変化」します。
ですがそれを「老化」という言葉で片付けてしまうのは少しもったいないように思います。

いつもブログを見てくださる方は、既に様々な身体のケアを行ったり、以前ご紹介した「ややトレシリーズ」等を試してくださっていることでしょう。
初めてご覧になる方も、ご自身の身体の使い方に興味を持って見てくださっていると思います。

それでは、そんな全ての方のために、本日のテーマ『丹田で支える本来の安定感 -身体を拮抗して使おう-』を始めていきましょう。



身体の細胞は常に再生と破壊を繰り返していて、何もしないと年に1%ずつ筋力が低下すると言われています。

食事から取り込んだ栄養素を分解・合成し、エネルギーを産み出したり、細胞を入れ替えたりしていますが、活性酸素(呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部が、通常よりも活性化された状態になること)の影響を受けると、その代謝が阻害されます。

この活性酸素の体内の含有量には個人差があり、抗酸化物質(活性酸素の発生を抑えたり、取り除いたりする物質のこと)の摂取や、ストレス解消、紫外線・喫煙を避けること、そして質の高い睡眠を取ることで抑制効果が高まります。
そして、身体の使い方も活性酸素抑制の方法の一つと言えるでしょう。

身体は、丹田を中心に満遍なく筋力を使うことが理想的です。
「呼吸のヒント -丹田④-」でご紹介したように丹田に意識を置いて、上半身と下半身にバランスよく力を使っていきます。

まず、具体的な例を挙げましょう。
片手に重い荷物を持ったとします。
その荷物を持つための手に力を入れ過ぎない事が重要なのですが、丹田の位置から遠いところで重い物を持とうとすると、どうしてもその部分に過度な負荷がかかってしまいます。

そうすると今度は、その力とは別の場所、つまり丹田を中心に対称的なところに負荷がかかることになります。
その時の持ち方にもよるのですが、持ち手と同じ側の股関節から足首にかけてや、反対側の足の外側に負担をかける傾向にあります。

つまり、丹田より遠いところで力を使いすぎると、身体の外側で筋肉を使っている状態になるのです。

このように外側の筋肉を使いすぎると、身体に痛みが出やすくなります。
これはつまり、特定の筋肉を酷使することによって血行不良をおこし、筋肉が固くなることで痛みが生じることになります。
この状態で身体を使い続けることは、先程お伝えした活性酸素を溜めやすい身体を作り出しているのと同じことです。

さて、ここからが今回のテーマのポイントです。
先程は何かを手に持つということに例えてお話しました。
ですが、何も持たないで立ったり座ったりするだけでも、身体の外側を使って負担をかける傾向にあり、それが身体に血行不良を引き起こし、いつの間にか痛みに繋がっていると日常的に感じている方もいらっしゃると思います。

そんな方へ向けた解消法の一つとして、身体を拮抗して使うことをおすすめします。

では、身体を拮抗して使うとはどういうことでしょうか。
それは丹田を中心に上半身を引き上げ、下半身は床に置く感覚を養うことにあります。

まずは、土台となる下半身を置いてあげる感覚についてです。
「スプリットステップと丹田の意識」の記事でもご紹介したように、丹田を意識として持ち、立った状態で足踏みをして、丹田を中心にして股関節を柔らかく使い、その場所に足の裏を乗せるイメージをします。

接地は足裏からですが、接地するイメージとしては股関節から床面に着けるようにし、足全体の力は極力抜きましょう。
足踏みをしている際、ハムストリング筋(太ももの裏側にある筋肉の総称のこと)が使われている感覚があれば成功です。

次は上半身の引き上げです。
こちらは「身体に梁を立てる」の記事でもご紹介したように、前屈状態から背骨を一個一個乗せるように身体を起こしていきます。

背中を柔らかく使っていくことも大切なのですが、お腹側も柔らかく使っていきます。
背中側に意識を持っていきすぎるとかえって反り腰のように身体を引き上げたり、逆に腹筋を使い過ぎると丹田に余計な力が入り適正なバランスが崩れます。
あくまで丹田を中心に、身体をバランスよく使うことが大切です。

丹田を意識して身体を使うことで、自然と身体の外側の筋肉に頼らなくなります。
そうすることで結果的に活性酸素の抑制に繋がるというわけです。

さて、ここまでの身体の使い方が出来た方は、丹田で支える本来の安定感を実感できているのではないでしょうか。

本日のテーマ『丹田で支える本来の安定感 -身体を拮抗して使おう-』は以上です。

最後まで読んでくださった皆様に、もう一つワンポイントアドバイスです。

身体は意識して使うことで感覚の理解が深まります。
しかし、漫然と行うとただこなしているだけになり、効果が半減します。

例えば、筋トレをしたとします。
腕立て伏せを回数を意識するのと、丹田を意識しながらするのとでは、確実に差が生じます。
目的意識を明確に持つことがとても重要です。

是非とも実践してみてください。

あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した一日になることを切に願っています。
何か分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。

◉身体の使い方として参考になった書籍をご紹介します。
初めて読む方にも入りやすい内容ですし、今でも何度も読み返しています。

▶ 私が参考にした一冊はこちら
『古武術でカラダがみるみる蘇る 高橋佳三監修』
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雨の中に凛と咲く