足を使って支える
こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。
前回の『深い呼吸は1日にしてならず』はいかがでしたでしょうか。
タイトルが敷居を高くしてしまったのではないかと少し心配ですが、1日の中で身体について意識をしてあげた時間の分だけ、身体は確実に応えてくれますので、地道に着実に進めていきましょう。
効果を上げるために一番良いのは楽しみながら行うことです。
1日5分を嫌々行うか、または楽しんで行うか、その意識の差で効果は変わってきます。
是非、行う時には楽しみながら、面白がりながら身体を感じてください。
今日は「足を使って支える」のお話です。
足を使って身体を支えるなんて当たり前だ、と普通思いますよね。
ですが、いつも何気なく使っているその方法で本当にきちんと足を使えているでしょうか?
基本的に足は上半身を倒れないように維持できていれば目的は果たせていると言えるでしょう。
しかしそういった基本的な目的だけでなく、前回の記事でお伝えした深い呼吸の補助的な役割を担うことが出来るのが足なのです。
足の使い方につきましては以前の記事『呼吸のヒント -丹田④-』にて蹲踞風の姿勢で身体を均等に使うことを紹介させて頂きました。
その時の足首と足の裏の使い方を足に再現すれば正しい使い方をスムーズに理解することができます。
それでは実践していきましょう。
足の使い方の実践
『呼吸のヒント -丹田④-』の記事を参考にしていただき、蹲踞風の姿勢が難しくなければその姿勢になってみましょう。
まずは蹲踞風の姿勢になり意識するところは丹田だけに止め、バランスをとるようにしてみてください。
この姿勢がすんなりと出来た方は、普段から知らないうちに身体を均等に使うということが感覚的に理解できている方です。
それでは実際に、その足首と足の裏の使い方を再現してみましょう。
と急に言われてもなかなかすぐには難しいかもしれませんね。
ではもう少し丁寧にご説明していきます。
この蹲踞風の姿勢をしている時、足首と足の裏に何が起きているのか。
足の裏全面を均等に力を使って床を押してるのです。
そうすることで足首をしっかり使えて丹田の意識と繋がり身体を支えられているのです。
この時床を押している力と床から押し返される力を均等にすることがポイントです。
図で表すとこのような感じです。
では、前回の腸腰筋を使う意識に合わせて足裏を均等に押すようにしてみましょう。
お腹と床を押すことが連動するとお腹が自然と使えてくるのがわかるのではないでしょうか。
そうすると今までお腹だけだった意識がもっと楽になります。
お腹の使い方と足裏で押す感覚とが連動するとより楽に立てている感覚になるのではないでしょうか。
立つ時に余計な力がいらないことがわかると思います。
では、その感覚を今度は歩いている時でも使えるようゆっくりと歩いてみましょう。
足が地面に触れるたびに次の一歩が出しやすい感覚になればお腹と床を蹴る力が均等に使えている証拠です。
ゆっくり焦らず自分の感覚を研ぎ澄ませていきましょう。
是非実践して実感してみてください。
本日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
クラゲの画像ってなんだか癒されます(本文とは関係ありません)