食べた分は燃焼しよう(笑)
新年明けましておめでとうございます。
パーソナルケア アインの畠山です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年のお正月は日曜日だったため、カレンダー的に年末年始のお休みを少なく感じている方も多いのではないでしょうか。
そのような中でも皆様、ゆっくりと身体を休めることはできましたか?
私は、今年は早朝に初詣に行ったので殆ど並んで待つこと無く参拝することができました。
そんな小さな幸せに胸躍らせながら新年を迎えました(笑)
今回のようにお正月休みの期間が少ないと、お出かけするよりお家でゆっくり過ごしたという方も多いのではないでしょうか。
今日はそんなお家でゆっくり過ごした年末年始、お節や美味しい食べ物を堪能した方向けのテーマでお届けしようと思います。
題して『食べた分は燃焼しよう(笑)』です。
こんな風にハッキリ書くとメッキリやる気が起きなくなってしまうでしょうか?
でも安心して下さい。
今回のトレーニングは座った状態から立ちません。
それで燃焼するの?と思われるかもしれませんが効果は高いです。
それでは早速いってみましょう!
▶食べた分燃焼トレーニング
step1
まずはリラックスして腰掛けます。
床に直に座るのでは無く椅子に腰掛けて下さい。
step2
この姿勢でいつものように丹田を意識しましょう。
そこで軽く深呼吸をしてお腹への意識はできるだけ保つようにしていて下さい。
step3
そこからゆっくりと腕を挙げていきましょう。
できるだけゆっくりです。
焦る必要はありません。
息を吐きながらゆっくりと。
腕は身体に対して横に挙げるか前に挙げるかは挙げやすい方を優先しましょう。
四十肩の場合はこの動作は少し難しいかもしれません。
そんな方は無理しすぎないで行って下さい。
後半で四十肩の人向けの別の動きを試して頂きますのでそのまま読み進めて下さい。
step4
挙げていった腕の、二の腕部分をなるべく耳に近づけるようにしましょう。
普段肩の位置より腕を上に挙げていないとこの動きは結構大変です。
挙げたままでキープするだけでもかなり呼吸が乱れやすいのではないでしょうか。
乱れた呼吸をきちんと整えるように意識して、呼吸を止めず腕の高さはキープです。
できるだけ二の腕を耳に近づける意識を持って下さい。
腕がプルプルしていませんか?
腕が挙げ辛いと背中を丸めたり丹田の意識が抜けたりし易いので、背筋も真っ直ぐをキープしつつ丹田の意識もキープです。
15〜20秒を目指して下さい。
腕や肩の力を極力抜くように心掛けましょう。
step5
キープした姿勢から今度は腕を「ゆっくり」下げていきます。
下げる時、早く下ろしたくなる気持ちを抑えてゆっくりをキープするようにして下さい。
早く下げようとすると筋肉に負担を掛けてしまうのでゆっくりを心がけましょう。
step6
次は先ほどの動作で腕を前に挙げていたならば横、横に挙げていたならば前に変更して同じように行っていきましょう。
ゆっくりと挙げて二の腕を耳に近づけます。
今度は先ほどより少し可動域が増えているはずなので楽に挙げられるのではないでしょうか。
そうしたら今度は先ほどよりもキープの時間を5秒程度長くします。
ここまでの流れを1セットとして3セット行いましょう。
2セット目以降、キープ時間は30秒を目標に頑張っていきましょう。
身体の仕組みとして丹田の意識や足を踏む意識等下半身の意識が充実してくると肩の力は抜きやすくなるので、腕を挙げる動作は普段何も意識をしていない時よりは挙げやすくなるはずです。
今回の肩の動きは、更に上半身の力を抜くためのストレッチだと思ってください。
本来のよくあるストレッチですと身体のどこかの部位を固定して行うことが多いので身体への負担も大きいのですが、今回ご紹介している動きは身体への負担は少ないものなっていますので安心して行って下さい。
さて、ここで質問です。
ご紹介した動作を行うことで、どこの筋肉が一番動かされていると思いますか?
腕や肩だと思った方は残念ながら不正解です。
確かに肩や腕の筋肉を動かしてはいますが、今回一番動かしたい筋肉は「広背筋(こうはいきん)」という腰から背中、そして腕に繋がっている筋肉です。
先ほどご紹介した動きで重要なのが丹田の意識と呼吸を整えることです。
この意識がないと、この背中の筋肉は上手く伸びてくれません。
焦らずじっくり行っていきましょう。
実はこの広背筋を動かすことは四十肩の防止効果もあることをご存知ですか?
意外に思われるかもしれませんが、広背筋が固まっていると腕を挙げ辛くなる原因にもなるので今後はしっかりとケアをしていきましょう。
それではここからは四十肩の人向けの動きをお伝えしていきます。
▶四十肩の人向けのトレーニング
step1
通常のトレーニングと同じく座った状態の姿勢で始めます。
まずは挙げづらい肩側の方に上半身を捻ります。
step2
その姿勢からゆっくりと挙げられるところまで腕を挙げていきましょう。
通常のトレーニングで挙げづらかった時より少し挙げやすくなっているのではないでしょうか。
step3
挙げた状態で捻った上半身をゆっくり元の位置に戻します。
丹田の意識と呼吸を整えることは忘れないで下さいね。
step4
そしてゆっくりと腕を下げていきましょう。
ここまでを1セットとして3セットを繰り返し行っていきましょう。
キープする時間よりも筋肉が伸ばされて痛気持ち良いぐらいを目安にゆっくり行って下さい。
いかがでしたでしょうか?
肩の動きだけで本当に燃焼するの?と思った方もしっかりと肩関節と連動して広背筋を動かすことで意外と良い運動になったのではないでしょうか。
全身に血行が行き渡ると身体も軽く感じられて、いつの間に出かけたい気持ちが芽生えませんでしたか?
もしそう思われたら、思い切ってそのままお散歩にでも出かけましょう!
本日のテーマ『食べた分は燃焼しよう(笑)』は以上になります。
新年早々に長い文章にお付き合い頂きましてありがとうございます。
「少しの工夫で身体のケア」をコンセプトに今年もブログを更新していきますので何卒よろしくお願い致します。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した1日になることを切に願っています。
何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
本日の癒やし画像
今年の初日の出。