身体を楽に動かすためのコツ
こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。
現代社会において、あふれる情報や日々の出来事など、さまざまな言葉や状況によって、身体は必要以上に「ストレス」という刺激を受けています。
私は、この「ストレス」という言葉で表すこと自体が、すでに心身への圧力を生んでいるように感じます。
ただ「刺激」と表現するほうが、かえってプラスに作用するようにさえ思えます。
もちろん、人それぞれの主観によるため、ストレスという表現の方がしっくりくると捉える方もいらっしゃるでしょう。
それでは、皆さんはWBCという文字を見て何を連想しますか。
そうです、開催のたび大いに盛り上がっている大会がありますね。
ご想像の通り、WBCはワールド・ベースボール・クラシックの略です。
先日から一次予選が始まり、日本代表の熱い戦いが繰り広げられています。
時間帯の都合でなかなかリアルタイムで視聴できないのですが、試合の映像を見るとひしひしと熱気が伝わってきます。特に、3年前の2023年大会の記憶が鮮明に残っているため、より一層気持ちが高揚するのかもしれません。
当時、大会中なかなか結果を出せずにいた村上宗隆選手がタイムリーヒットを打った時にはまるで自分の家族が活躍したかのような親しみを抱いたり、大会決勝の最終回ツーアウトの場面での、大谷翔平選手対マイク・トラウト選手の元チームメイト対決に胸を熱くしたりしたものです。
出来すぎたシナリオのような展開でしたが、それが現実だからこそ私たちは奇跡として感動するのでしょう。
一方で、WBCという文字を見てもピンと来ず「ボクシングのこと?格闘?」と捉える方もいらっしゃいます。
このように、日々の生活において同じ情報を得たとしても感情を揺さぶられるか、そうでないかは人それぞれ異なります。
そんな中で、ホッと一呼吸置くためのアプローチとして、本日のテーマ『身体を楽に動かすためのコツ』をご紹介します。
ポイントは大きく分けて三つあります。
一つ目は、私がよくお伝えする「丹田の意識」です。
今回は位置の意識だけではなく、呼吸も合わせて使っていきましょう。
丹田の位置は、おへそから指3〜4本分下にあります。
その位置を意識しながら、呼吸も意識してみてください。
呼吸の際、胸を膨らませるのではなく、横隔膜を上下に動かすことによって呼吸をサポートします。
ここで気をつけていただきたいのが、無理にお腹を膨らませたりへこませたり意識した動きをしないことです。
なるべく自然な呼吸で、優しくお腹が動く程度に留めておきましょう。
なぜかと言うと、無理に動かそうとするとかえって肩や背中に力が入り、結果として重心が高くなって身体を動かすのに余計な力が必要になるからです。
二つ目は、力を抜くということや、身体を預ける意識です。
過去の記事「呼吸のヒント-丹田②-」でご紹介したように、背骨を一本一本積み上げていく意識と合わせて、背中側の力を抜いて積み木を乗せるような感覚で身体を預ける意識を持ちましょう。
この意識を持つことで丹田への意識が格段に上がり、身体を使いこなすための下半身がしっかり使えるようになります。
以前の私は、発声の知識から腹式呼吸や丹田を意識し、身体の内側を使っているつもりでした。
しかし実際は、表面的な部分しか使えていなかったのです。
深い呼吸ができているつもりでも、力むほどに体力を消耗し、息切れしやすい実感があったためです。
深い呼吸は、自律神経を整え、血流改善や疲労回復といったメリットをもたらします。
しかし、無理な使い方をすると身体を使えば使うほど呼吸が浅くなるのがわかります。
呼吸が浅くなれば、結果的に重心が上がってしまい、身体の外側の筋肉を使って姿勢を安定させる必要が出てきます。これが手足の先に無駄な力が入る原因となり、結果的に身体を消耗させます。
そうするとどうなるでしょう。
足首や膝周りが硬くなると、足が攣りやすくなったり、膝や腰の痛みの原因にもなります。
手指や肘に力が入りやすいと、腱鞘炎やテニス肘、四十肩にもなりやすくなります。
身体に不調が出るのは年齢のせいとも言われますが、もちろん筋力低下も理由の一つです。
しかしそれに加えて、身体の中心をうまく使えていないことや、呼吸が浅くなっていることも大きな要因と言えます。
そして最後の三つ目は、身体を柔軟な状態にしておくことです。
ある意味、心を空っぽにする状態と言い換えても良いでしょう。
冒頭でもお話ししたように、固定観念があるとどうしてもその方向に思考が引っ張られます。
過去の経験や知識が、かえって柔軟な捉え方の邪魔をすることもあるのです。
例えば、一度「黒」と認識したものは、その黒に少しの白が混ざってトーンが変わっていたとしても、微妙な変化に気づけず「黒」だと決めつけてしまいます。ですから、その一瞬をありのままに捉える気持ちが大切です。
スポーツ選手は集中力を高めるために、ルーティーンを大切にすることがあります。
その目的は、パフォーマンスを発揮するタイミングをコントロールすることです。
心身を最高の状態へ導くための儀式のようなものだと言ってもいいかもしれません。
心をニュートラルに戻し、そこから一速、二速、三速と徐々にピークへと持っていくのです。
一度、心の状態をニュートラルにする。
この感覚がつかめると、見えてくる景色にも変化が表れます。
つまり、瞑想の大切さがわかると、身体も格段に動かしやすくなると言えます。
一つ目、二つ目で身体の使い方からアプローチし、三つ目で心からアプローチを行うと、身体は自然と楽に動かせるようになるでしょう。
本日のテーマ『身体を楽に動かすためのコツ』は以上です。
三つ目の「心を空っぽにする」状態を常に保つのは、少し難しく感じるかもしれません。
私自身も感情に流されやすく、気分が落ち込んでいる時は身体も重く感じられます。
気晴らしに甘いものを口にしても、あまり根本的な解決にはなりません。
そんな時は、不意に「今」を大切にしようと思考を切り替え、冷静に今の自分の感情を受け入れてみるのです。
そうすることで、気持ちを切り替えられ、見える景色が変わった感じがします。
こういったアプローチの仕方も、よかったら試してみてください。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した一日になることを切に願っています。
何か分からないことがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
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なぜか撮りたくなりました。
