運転姿勢を真剣に考えてみた
こんにちは!
パーソナルケア アインの畠山です。
私は、最近の気候の変化に気持ちがなかなか追いつけないでいます。
暑い日もあれば、少し肌寒い朝もあったり、急な雨が降ったと思えば、日差しはないのにやけに蒸し暑い日があったりと、今年は特にまだら模様の不思議な天候が続く夏になっていますね。
先日は大きな被害を出した大雨もありましたね。
被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
皆様、短時間に集中して激しく降る雨には今後も十分にお気をつけください。
そんな日々が続く中、夏バテ対策として身体の源となる話をテーマにしようか悩んだのですが、直近の患者様で長時間運転をされている方の腰痛問題が深刻だと感じたので、今回は『運転姿勢を真剣に考えてみた』というタイトルでお届けすることにしました。
それでは早速いってみましょう!
お盆の時期になると帰省する方も多くいらっしゃると思います。
例年と比較して少なかったと聞きますが、今年も帰省ラッシュ、Uターンラッシュはあったようです。
電車や飛行機であれば自分で運転せずに移動時間も短縮できますが、車で帰省する場合、運転時間が最大のポイントになりますよね。
ラッシュを避けて早めに家を出たとしても、故郷が遠方であれば結局長時間運転しなければなりません。
先ほどの長時間運転をされている患者様に伺った話では、実家にたどり着くまで16時間掛かったそうで、その時間を聞くだけで大変さが伝わってきます。
ただ夜行バスに揺られるだけでも、私の経験上10時間ぐらいが疲労の限界です。
それでも、それは運転をしないでただ乗っている場合での話なので、16時間運転するというのは想像が追いつかないでいます。
私は常日頃から身体の姿勢の在り方について考えているのですが、立っている姿勢でも座っている姿勢でも、重力があるところなら仙骨(背骨の下部に位置し、骨盤の中央を構成する三角形をした大きな骨。下図参照)を重力に対して真っ直ぐに維持することが一番大切だと思っています。
そこへいくと最近の車のシートはどうやら少し身体が傾くように作られている感じがします。
数年前に初心者運転講習を受けた私は、当時運転の練習に必死でシートのことまで深く考える余裕はありませんでした。
しかし今になって改めて思い返してみると、やはり最近の車のシートは姿勢の維持には少し不向きな構造だと思います。
よくよく調べてみると、シートは人間工学に基づいて設計されているようです。
どうやらそれは、身体に最もストレスがかからないニュートラルなポーズがとれる設計なのだそうです。
私はAIに「現在の運転シートは少し仙骨を後ろに傾けている姿勢に感じるけど、どうしてですか?」という素朴な疑問を投げかけてみました。
「運転姿勢が無重力な状態を想定して造られている」という回答でした。
その回答について、そもそも私が最初に挙げた「仙骨を重力に対して真っ直ぐに立たせる」という理想的な姿勢に反しているという点に疑問を感じたので、さらに質問してみたところ、「シートの構造で身体に無重力の状態を実現しているので、血行の阻害はされにくい」との回答が返ってきました。
血行については計算されているのはわかります。
ですが、結局そもそもの姿勢についての回答にはなっていなかったので、続けて「軽トラの運転席のように真っ直ぐな姿勢がとれる構造を無視しているのだろうか?」とツッコんでみました。
すると「真っ直ぐの姿勢だと車が地面に対して衝撃を受けたときに、それが腰の方に流れ込んでくるため、その衝撃を逃すために今の姿勢になった」と回答がありました。
一応それも考慮に入れて現代のシートの構造に行きついたことは理解しました。
しかし、身体を重力に対して垂直に保つ姿勢をそもそも考えていないこともそうですが、姿勢を維持する時に足を使うということが考慮されていないように感じました。
私は、ここで少し視点を変えて再度質問をしてみました。
「馬に乗る時の姿勢で大事なのは、垂直な姿勢と足だと思うのですが、その観点は考慮していますか?」
そう問いかけると、「そこも考慮した結果」なのだという回答です。
そして続けて返ってきた言葉に納得してしまいました。
それでも「シートとして快適な座り心地の方が売れる」のだそうです。
流石に返す言葉は見つかりませんでした。
ただ補足として、「あるメーカーは、『人馬一体』という理念のもとシートを作り続けている」と書いてありました。
そのメーカーのシートを検証して動画に挙げている方がいたので、早速参考にしてみようと見てみました。
その方は常日頃から長時間の運転による腰痛に悩んでいました。
動画内では、その方がシートの取扱説明書に忠実に身体の位置を合わせていました。
特に踵の位置やお腹への意識も見受けられました。
そして満を持して長時間運転の検証をしてみた結果、残念ながら腰痛は解消されなかったのです。
ただ最後のまとめとしてその方は、「自身の身体のシートへの合わせ方が少し上手くいってなかったのかもしれないので、再度調整しつつ、追加でランバーサポート(椅子や車のシートの腰部分にあてて、背骨の自然なS字カーブや骨盤を支えるクッションや機能)なるものも試してみよう」と、おっしゃっていました。
今回は、私自身が運転して検証したわけではないので決め手には欠けるのですが、立った姿勢でも座った姿勢でも、仙骨の位置と足の使い方はとても重要だと考えています。
特に前回の記事「腰痛について考える」でご紹介した踵と上半身の使い方次第で、重力の分散がしやすくなると考えます。
そのポイントを踏まえて、日頃の車の運転に活かせてもらえたらと思います。
検証動画を見る限り踵やお腹周りを意識することで、ハンドルを切る時の姿勢に変化を感じたという感想も拝見しましたので、この方も身体の使い方が上手くいけば2時間ぐらい運転しても腰に違和感を感じることなくなるのではと思いました。
本日のテーマ『運転姿勢を真剣に考えてみた』は以上になります。
実際問題として同じ姿勢を長時間続けることはそもそも身体の負担になりますので、途中でこまめに休憩を挟むことをまずはおすすめします。
それを踏まえた上で、私は今もパソコンの前に座って作業しています。
ちなみにホームセンターで売っている折り畳みの椅子で作業していますが、座った姿勢で長い時間作業をしても今のところ腰痛は感じていません。
あなたの身体がもっと使いやすくなって、毎日が充実した一日になることを切に願っています。
何か分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
本日の癒し画像
彩雲
